東中野マヤンはムーンロード
2024年03月04日 | カテゴリー: 山木康世
ホントに昭和にタイムスリップ。こんな良いモダンな音楽酒場は滅多にお目にかかれない。初めて訪れてからもうかれこれ25年にもなるんだろうか。あれから4回ほどLIVEでお邪魔している。
今回はマヤンの50周年、自らの音楽生活50周年を兼ねての記念ライブ懇親会。
適度に落とした照明の中でLIVEはもちろん、懇親会も大いに盛り上がって結構毛だらけ。どこでも進められている再開発の波。しかし何が何でも今や未来を見据えてのやり過ぎ再開発にはいささか反対の手を上げる。せめて50年ほど前に当たり前にあった、いわゆる昭和の遺産を守らなければ薄っぺらい文化になりかねないほどこの国は画一的、同じ方向を皆が見て枠にはめられているような節がある。
容れ物の前に心が肝心である。表情豊かな時空間にいて初めて心が豊かになる。世界に向けての文化だけでことは済まない。地元密着、発信ももっともっと必要である。
地方から見れば東京は一大都会である。しかし東京には様々な歴史や文化の違いで独自に発展してきた、地方に負けない位の地方色が濃く多彩である。
マヤンのママは再開発の非情な壊してしまえ発想にはいささか意を唱えて、秋のお祭りを開いているという。そこには区長も来るという。そしてとりあえず駐車場はやめて、そこに小屋を建てて音楽、演劇、絵画などの文化を行える創造空間を夢見ているという。
いつか近い将来東中野区にそんな館ができることを夢見る。
お雛様の桃の節句にお集まりいただいた皆様、面白かった一時でした。誠にありがとうございました。東田ママ何かと色々ありがとうございました。どうぞお元気で。
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