となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

前橋音処きしんは群馬のプラットホーム

2024年04月06日 | カテゴリー: 山木康世 

・私は北海道出身で10歳の頃、兄に連れられて行った大学のお祭りで「プラットホーム」という歌を聞きました。その歌に魅せられて、以来ファンです。その後ギター教室に通って、F先生の元「ふきのとうの歌」を知りました。

・友は酸素マスクを付けて虫の息でした。俺がギターを持って駆けつけても目を閉じたまま反応しなかった。耳元で「俺だよ、起きてくれよ」とささやいても反応なし。生前好きだった「プラットホーム」を歌って聞かせたら少し目を動かしたようだった。

そんなこんなで忘れていた「プラットホーム」の話題が終演後奇しくも出てちょっとびっくり。アマチュアの頃十八番だった「プラットホーム」は、まさに当時の「ふきのとう」のイメージだったかもしれない。
僕の歌作りのモットーの一つに「シンプルイズベスト」がある。ものごと単純なゆえに複雑が可能で多様性を秘めている。複雑なものを単純にするのはなかなか至難の技である。人生においても活かされていて、このモットーはいつも隣にあって網の目のような、蜘蛛の巣のような複雑怪奇な人生劇場を渡り歩くことがそれほど困難ではなかったようでここまで来れたような感じがする。
配信ありの73歳50年ギター弾き語りオール自家製山木ワールド、いかがだったでしょうか。ご清聴誠にありがとうございました。
今日は栃木の方へ少し北上いたします。桜前線に似た旅のようでもあります。

音響が新しくなり、まるでホールで聴いているようでした


BOSSの歌に聴き入るたくさんの皆様