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丑三つ時の黒門市場で配心行為

2024年04月29日 | カテゴリー: 山木康世 

黒門市場は今一番のワード。大きな提灯に書かれた「黒門市場」何かと赤の縁起の良さに惹かれて、はたまた東大の赤門がスンナリ来るとことろ、黒門の響きと字面から奥深い配心を感じてしまった。何度も来ている大阪なのにお初の訪れであるな。
大阪の会場である「5ThStreet」はフォークギター、特にMartin系が店中に充満している中、ガラスケースの古いGibsonに目が留まる。Martin会社のオッサンが飛び出してGibsonを創ったと話に聞く。天下のMartinに何かモノ申したく、このオッサン自分の自由奔放スタイルのギターが欲しかったのだろう。Martinが赤門、しからばGibsonは黒門、そんなたとえが浮かんできた。
ならば配信も配心と行こうじゃないか。
何度かの「5ThStreet」からの配心、いかがだったでしょうか。50年フォークギター一筋の配心、やはりそこに愛があるかの台詞じゃないが愛は大事である。愛情のない能面のような音楽はつまらない。
五番街のマリーは今頃どこでどうしてるのだろう?きっと黒門市場で「へーラッシャイ!」と道行く人々に声をかけて元気に暮らしていることだろう。ニューヨークから大阪まで来ていたのだ。
やっと50年かかって歌心を素直に無心に配心できるようになった。みんなみんな皆様方のおかげだ。
♪どこまで走るのか いつまで走るのか
          深夜をひとりで 長距離運転♪
さぁそろそろ寝なくちゃのブルースのフレーズが聞こえてくる。街中人間御礼の京都が待っている。
皆さま誠にありがとうございました。
前田さん、当たり前田のクラッカーじゃないけれど良い音、ありがとうございました。盛夏の中、また伺いますのでくれぐれもご自愛のほど宜しく。

「5th street」次回ライブは8月31日です


背後には今日も弁天の大旗が


ライブ配信もお楽しみいただきました

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