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5/4(土)南青山マンダラ30周年記念配心livelibrary

2024年05月05日 | カテゴリー: 山木康世 

今日がみどりの日だったとは知らなかった。みどりの日と言えば4月29日、つまり昭和天皇誕生日の昭和の日と並んで、いつの間にか連休になりゴールデンウイークを形成していた。みどりの日は由縁など要しない祝日である。確かに国民にとっては連休は嬉しいところ。しかしワイドショーなどで煽られた名所や名店を目指して狭い道をワンサと押し掛けて大渋滞、それがまたワイドショーを構成する。なんとも嘆かわしい祝日である。毎年のことであるのに、懲りない国民。なんかシックリ文句なく遊び心豊かになれない車社会の現代。
そんな祝日の土曜日、青山、原宿、246には大勢の人であふれて賑わっていた。お天気も上々である。
今日は1月以来のマンダラである。30年の節目に何を思う。この日に生まれた人は30才である。相当な時間であるな。世の中も変わって流行る歌も変わらざるを得ない時間である。そこで音楽の店として変わらず立地し続けるには、それ相応なご苦労があったと想像する。店長Y氏とマネジャーT氏の暖かい心が、その苦労、困難を乗り越えて今に至っていると確信する。商売、金の前に人の心ありなのであるな。
liveをしていてこの心が薄い人の店では盛り上がらない。上部だけの音楽はつまらない。2時間の長丁場ではやり手も聞き手も飽きてしまう。終演後かけ上がる階段の足取りや心が軽くなって余韻が口をついて鼻唄のひとつでも口ずさんでお帰りいただきたい。顔色や瞳の輝きもキラキラになって細胞の一つ一つが若返る。良い音楽にはそんな働きがあるとずっと思っている。
次回は誕生日の日などに日程が合えばまた訪れたいと思った次第である。
お集まりの、配心先の皆々様お忙しいなか誠にありがとうございました。アディオスアミーゴ!

赤を基調にした照明で祝福ムード


さて、アンコール


後姿は何歳?

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