となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

国立スペースコウヨウでの効用は如何に

2024年06月17日 | カテゴリー: 山木康世 

初めて電車で出かけた。中野から30分かからないで国立に着く。いつもは車で中央道で出かける。しかし日曜ということで渋滞で有名な高速道はしばし考えてしまう。
東京、新宿などから中野まではここ30数年何度利用したか。東から西へと、さらに八王子、塩尻、松本まで延びている中央線。とりあえず真っ直ぐである。気持ちの良いほどに真っ直ぐである。新宿副都心の高層ビル群が遠くに見える。夕景に富士山の姿も何度も拝んできた。
その富士がマンション建設で見えなくなって一騒動。建物は完成して契約者も出てきたというのに、ありゃまあ解体作業と来たもんだ。そんなにマンション一棟が簡単に建てたり壊したり出来るもんなんだ。半ば呆れて報道を聞いていた。その現場の街が国立なのである。
駅から降りて昔の駅舎という小さな可愛らしい建物で待ち合わせ。中では街角ピアノがかなりの音量で披露されている。演奏者は90歳のお方という。時ならぬ演奏会並みにピアノの華麗なる技が披露されている。
そこを抜けて目指す向陽ビルまでは300mほど。何やら報道で見覚えのあるマンションが見えてきた。車道にカメラを構えた人までいる。あいにく富士の姿は遠望できなかったが、お金持ちの国と業者とお客との現場に連れてこられた感じの日曜の昼下がり、まぁ勝手にやりなさいだな。。
我はせっかく混雑を避けて電車で確実に来たというのに、中野から乗ってすぐにsurfaceの忘れものに気づき事務所へ舞い戻って約1時間、国立に来たという身なのであまりマンション富士山騒動には関心が起こらず。また次回来た時には、すでに取り壊し済みと言うことくらいしか思わなかった。それにしても勿体ない話だ。戦争で瓦礫と化す建物と同等の勿体なさだ。何という愚かな人間のいち姿。金余り現象もほどほどに。
50年かけて作り上げてきた歌たちの「言霊」を2時間じっくりと歌い上げた。「言霊」は本当に存在して他者へ感染するそうだ。そう考えてみると良い仕事をしてきもんだ。
未だ梅雨入りはしてないようだが、いつでも準備はOK。長い恵みの雨の後には痛烈な太陽の夏本番が待っている。基礎体力を落とさぬように健全なる心身の毎日を忘れないで乗り切って行こう。
みなさまお忙しい中ありがとうございました。週末には鷺沼、日曜は鎌倉へとキャンバスを変えて趣味道楽生業の音楽道に邁進いたす所存です。お待ち申し上げまするでYasu。

リクエスト曲もたくさん歌いました


さて、終了。ありがとうございました

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