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東中野マ・ヤン酒とバラの日々

2024年08月11日 | カテゴリー: 山木康世 

中野からJR総武線で新宿へ向かって1つ目の駅が東中野、まぁ東方面にあるわけだ。出口が東西南北とあってちょっと考えた。ムーンロード入口はどちらに当たるのか。中野駅ではいつも北口でしかほとんど出ないので考えてしまった。連絡通路が見えていて線路の向こうにムーンロードも見えているのに、さてどちらへ行けば正解なのでしょう。階段の矢印は西口はあちらとある。あの連絡通路を渡ればマ・ヤンはすぐそこなのにもしかしたら閉鎖して使われていないのでは。などと猛暑の後遺症なのか余計なことを考えてしまった。そして素直に矢印に行ってしまった。山手通りの賑やかな日差しが見えてくる。お恥ずかしい話、振り出しに戻った感じだ。乗ったときは2両目、こりゃラッキーと思ったものさ。5分前までは簡単にムーンロードに着くと思っていた。
ホームの端から端まで歩かされるとは、まだまだ初心者。連絡通路へ直接行ける階段があれば何の問題も起きないのに。
ママの「ひとりぽっち」は孤独を予感する女性の気持ちを淡々と歌い上げて作者冥利に尽きた。ふきのとうでもそれほど歌っていない歌を歌ってくれた。
札幌レコーディングのこの歌は今は亡き今泉君のピアノアレンジで行われた。バンドメンバーだけで執り行われた「011」「北極星」はより強く思い出に残るアルバムだ。31歳、32歳の頃の東京を離れた札幌で創った歌で、それぞれに思い出深い。
今日は猛暑の東中野で東田ママによって丁寧に歌われた。40年以上時を経てよみがえったバラードは、横でGibsonを弾いていてまずまず思い通りの感情移入となって幸福だった。
次回12月は青系の色のものを一つ身に着けて来て下されば、今年のテーマ「星月夜」が成立するはず。その頃は北風ピューピューなのだろうか。
みなさんありがとうございました。元気で夏を乗り切ってまたマ・ヤンでお会いしましょう。マ・ヤンとは沖縄語で一匹の猫と教わった。

50年間変わらない空間、空気感がたまらない


客席もすぐ近く、BOSSの呼吸音も聞こえます


アンコールで東田ママと「ひとりぽっち」をデュエット


ママ、ありがとう!12月もよろしくお願いします

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