音楽生活50周年記念日 塩尻風待茶房
2024年09月22日 | カテゴリー: 山木康世
今日はふきのとう「白い冬」デビューの日として刻まれている記念すべき格別の日。果たしてどんな一日が待っているのやら。
お店に入るとレイアウトが大変身、以前のステージの位置が反対向きにセットされている。確かにステージが大きくなって安定しているようにうかがえる。
この店に初めて足を踏み入れてから10年は経っている。店名の風待茶房はふきのとうのアルバムからの命名だ。壁にはご結婚10年おめでとうの色紙も見える。今のところ全国で一番の「ふきのとうを愛する」を自認するお店に思えて、なんとも嬉しい限りだ。
マスターは「柿の実色した水曜日」「運命河」を熱唱して吾を迎えてくれた。うれしいやら恥ずかしいやら、若き20代の頃の歌である。
ならばと「白い冬」で出発進行。2時間超えの記念日は始まり緩急新旧織り交ぜてつつがなく熱く終了した。最後は「水の底に映った月(徐福伝説)」
只今、吾の音楽人生のスタイルはギター弾き語りシンガーソング&ライターである。どちらかというと詩にシフトを置いている70代の日々である。家でもステージでも変わらぬ心持ちで臨んで、まるで禅問答のような感じで毎日を過ごしている。
非常に心の置き場が安定していてライブやステージが面白い。過去の歌のおさらいや、現在の歌の確認、発見など今昔物語を楽しんでいる。それもお客さんの前で共有している感もあって感謝、幸せモンである。おまけに今日は御祝のような感じで2曲も歌ってもらった。
「運命河」後奏で大胆にもやり直しをした茶房のオヤジはワンツースリーフォーとカウントした。待てよ、確か3拍子の歌のはずだったが、待てよあぁいいか、そんならセーノーで良いんじゃないのかと出番を待つ吾はおさらいをしていた。
混雑の3連休の中、大勢の皆さんと共にこの日を迎え過ごすことができたことに感謝感謝。