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東京都国立スペースコウヨウ2024/09/26

2024年09月27日 | カテゴリー: 山木康世 

確か前回、この街のマンションが完成間近で建て壊し。何でも住民が折角見えていた名峰富士の姿がマンションで隠れてしまって拝むことが出来ない。取り壊しを迫って、結局ほぼ完成のひと棟を壊すという話で世間の耳目を集めていた梅雨入り前の時季だった。マンションを見通せると落ちにはカメラをぶら下げた野次馬まで出ていた。
そして我はサーフェスを忘れて電車に乗車、気がl・ついても三鷹まで連れて行かれて戻るという失態を起こしていた。なんだかんだと1時間無駄にした。しかしこれがなければタダの人、50年の趣味道楽をすることは困難なのである。あー情けなき徒の50年よ。
そもそも渋滞状態化の中央道を避けて中央線で行ったことが事の始まり。土日祝日の日の渋滞は話にならない。よくぞこんな高速道を作ったものだ。まぁ侵入しなければ何事も起こらないだけの話だが。
今回は木曜日なので30数分で国立へ着いた。これぞ高速道路である。
すでに梅雨も終わって酷暑も過ぎて、少し風の冷たい秋の入口という国立。
SUZUKIオールドギターに弦を昨夜丑三つ時に張り替えて今日に臨んだ。素朴な良い音がしていた。早稲田通りに珍しく国産中古の店ができたと聞いたので早速伺った一昨年の話か。大将と話し込んで奥に鎮座していたSUZUKIを衝動買い。夕方受け取りに行った。今まで少し手荒く扱っていたようで各所に小さなこすり傷が出来た。しかしそれも丑三つ時にポリッシュで隠すことが出来た。1953年製と大将は言ってたが、その証はどこにも見当たらない。当時のジャズメン当たりが弾きこなしていたのだろうか。マンション一棟を建て替えするなどという粗悪な扱いは決してしないし出来ない。SUZUKIは曲を選ぶようである。
お忙しい中、ご理解のあるお客様で会場は熱かった。
暑さも少し収まって雷雲に変わって天には鱗雲がたなびく季節になった。秋分の雷乃収声かみなりこえおさむの真っ只中だ。

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