南青山MANDALAヤマイハキカラYAMAKING
2024年10月23日 | カテゴリー: 山木康世
南青山MANDALAは東京都港区という花の都の中でも憧れの区、港区にある。港区と言うからには海が近いのであるな。東京湾は、その昔大いなる漁場であったという。江戸前寿司という言葉が残っているくらいだから東京湾で採れた魚を握る寿司なのであるな。
僕が若い頃6年間住んだ懐かしき港区である。MANDALAが出来るという話を吉祥寺の店長から聞いたとき、ほのかな予感がした。もしかしたら南青山3丁目と言えば僕が住んでいた住所と同じだ、心が人知れずときめいていたのだ。やはり的中した。
初めてここを訪れたとき、リハーサルを終えてひとりマンションを訪ねた。すでに違う建物になっていた。しかし裏道にあった小さな神社はそのままあった。母の回復祈願で何度かお参りをしたもんだ。本当はお百度参りと行きたかったが、二十度参りくらいしかしなかったなぁ。あれから40年以上も経つ。
今日は74回目のバースデーライブである。音楽生活51年目に突入、今日は僕が今あるお陰様の元気なお顔をおひとりおひとり確認したいもんだ。暗闇に向かっていた頃とは訳が違う。しっかり心に詩を本当の手作り手探り音楽をお届けする。50年支えてくださった理解ある大事なお客様なのである。LIVEのサポートをしてくれたBass木村は重要な要となっていて、北海道からわざわざビューンと飛んできてくれるには訳があるのである。おまけにMANDALA店長は札幌出身なので、これも訳があるのであるな。これをひっくるめてキズナと言うのであろうか。細いけれど強い糸でつながっているという安心にヤマイはやってこない。食べ物や飲み物だけでヤマイにはならない。やはり目に見えぬ心の持ち方次第で違ってくると確信する。出来れば嘘でもいいから穏やかで希望の持てる毎日でありたいもんだ。
大変に居心地の良い74歳スタートのLIVELIBRARY、お忙しい中誠にありがとうございました。ヤマイハキカラYAMAKING、今日は両国亭でドスコーイッと墨田区へ。
コメントする