東京都新宿区チャペルカグラは矢張り神楽といきたい
2025年02月10日 | カテゴリー: 山木康世
神楽坂へは飯田橋がキーワードである。ずっと勘違いしていた。信濃町、市ヶ谷あたりが神楽坂に近いと勘違いしていた。神楽坂は江戸時代花街として大いに繁盛、繁栄した街である。地下鉄東西線、大江戸線などの駅があり、今回でずっと身近な街になった。今までに何度か坂を行き来したことがあるが、坂が午前中と午後で逆方向の一通となる珍しい坂道である。全国のアーケード街は街を知るにもってこいの商店街であるが、天井はないが何と坂道のアーケード街と捉えたら面白くイメージしやすい。坂道ゆえの立地条件で何かと規制がかかって、昔と今が程よいバランスで今に至って、今後も続くだろうと思った。ここには高層ビルは建たないだろう。建てられないだろう。しかしかなりの坂なので足腰が弱い人には敬遠されるだろう。こんな歴史の残っている坂道商店街は全国でも見た例がない。良い街、良い坂である。昔から「神楽坂」の響きが好きな街だったが、今回訪れて歳のせいなのか更に好きになった。
チャペルカグラはいわゆる教会ではなく、結婚式専門の場であって、斜めの天井からは2月の冬の日差しが燦々と差し込み、まるで植物園の樹木のような幸せを感じた。自然な太陽の恵みを大いに感じる温さはココロに幸福感をもたらす。エアコンや化石燃料による温もりとはまるで違う温さは実際に内部でしか感じられない幸福感。自然演者のココロにも反映される。もちろん聞き手のお客様にも無意識に反映される。母なる恵みとでも言おうか。
また出かけてこよう。夏の暑い日は避けたほうが良いかも知れない。想像を絶する暑さでヒーヒー言って歌どころではないかも知れないので。
神様が楽しむ坂の故の街、また遊びに来よう。
皆様お忙しい中、誠にありがとうございました。次回は2月14日新宿永谷ホールでのバレンタインデー、甘いものは美味しいが食い過ぎには気をつけよう。
飯出さん、「温泉百名山」ご本、ならびに「温泉百名山日本手ぬぐい」ありがとうございました。

後光が差していたライブ

温泉紀行ライターの飯出敏夫さんが遊びに来ました

明るい空間でのライブは久しぶり