新宿区歌舞伎町永谷ホールFuに春の香りするオハヨーの風
2025年02月15日 | カテゴリー: 山木康世
連日晴れで実に心地良い2月14日バレンタインデー。
大昔のヨーロッパの風習が1958年ころより日本で女性から男性へチョコレートを贈る風習を洋菓子メーカーが考えて今日に至っているという。
西武電車新宿駅歩いて3分に「Fuー」はある。歌舞伎町方面に出て線路を戻る方向に歩くと目立たない青地に白で書かれた看板があり、見過ごすこと十二分に考えられる建物である。
見事にクリア発見できた暁には先ずは乾杯。中に入ると小劇場という感じのギター弾き語りにはうってつけのホールが目に飛び込んでくる。永谷さんは東京で4店舗を展開している、文化芸術を気安く広めたい趣旨で、お笑い、演芸、芝居、音楽などで借りることができる。立地条件は最高である。ちなみに墨田区の大江戸両国亭も永谷さんである。外に出れば歌舞伎町の外れではあるが、飲食には事欠かない活き活き充実満点の町、楽しくなる新宿歌舞伎町界隈である。
いつも利用する半自動運転の地下駐車場があり、エレベータを操作、自分で車を誘導するシステム、自己責任で利用する。入口に係の人がいるにはいるが、エレベーターに車ごと乗り込み操作、扉の開閉を自分でして地下へと誘導する。帰りのターンテーブルも自分で回す。今時何かと日本は責任回避のために係の人にお任せが多い。お節介すぎるほど、あなた任せの世の中がはびこってしまった。しかしこの駐車場は自己責任で車を入れる。人がいない分安い。事故の話は聞いたことがないし、自分でも遭った例はない。
そんなこんなでステージは2時間ギター1本勝負、選曲から構成までを前日からほぼ12時間ほどで考えて遂行する。良い意味で今の今日の気分を反映させている。
予想外の雪をもたらしている冬も徐々に姿を変え春一番が吹いて、3月、4月へと春に着実に向かっている。春は雨と桜を連れて山からやってくる。
終演後後片付けを済ませ忘れ物確認、外に出ると4時半でもひと月前の薄暗さはなく、空が明るく人の往来も実に激しい。これでもう春が近づいている証拠だ。
5日後の来週水曜日19日は北区田端スタジオアンダンティーノでYAMAKINGSONGS。どんな気分、心持で過ごすことができるか、文士村の田端の町は今日の歌舞伎町とは対照的な匂いの町だ。少し早めの歩くスピードで坂道を登って、前回途中で見かけたネコヤナギの花に挨拶、会場入りする。
お忙しい中、先ずは永谷ホールFuありがとうございました。

次回のFUーライブは4月22日です。
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