となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

東京都北区スタジオ・アンダンティーノ 第3スタジオ(1階)間違ってメジロがホーホケキョ

2025年02月20日 | カテゴリー: 山木康世 

日差しは満点、車内は暖房も要らないほどの2月の陽気。しかし外に出れば身体の芯にまで届くほどの寒さである。まぁ故郷の寒さに比べれば小結ほどの寒さであるがつい、つい思わず「サビィー」
田端は文士の街とともに坂の街でもある。会場の側にありとても重宝している駐車場までの坂道を歩いてゆく。筆の穂先のようなネコヤナギはどうしているか。一軒のお屋敷の庭にいくつものネコヤナギが日差しを浴びている。1月に見たときとはさほど変化がないが、少し大きくなって中から今にも飛び出してはち切れそうな感じがする。隣の白梅は今が盛りと咲き誇っており1羽の鳥が葉っぱの陰にチラチラと。噂のメジロだ。目の周りが白いので「メジロ」鶯ではなく、今でも「ホーホケキョ」の鳥と間違われている迷惑な鳥である。メジロに非はない、人間が勝手に花札に書き入れただけの話だ。地味な彩りの鶯は「オレだよオレだよ鳴いているのはと長年泣いている」メジロの言い分「オレも梅の花が大好きなんだよ。でも鳴いてもピーピーとしか歌えない。アイツのように節を回して歌ってみたいもんさ。それにしてもアイツは見事だ、惚れ惚れするよ」
曼荼羅に散りばめられた数々の曰つき事象。思わぬ曰くを見つけるのも楽しみだ。今回制作した曼荼羅シールは見ていて幸福になってくる。YAMAKINGSONGSの数々を見事に曼茶羅している。言葉では言い表せ難い人生模様を曼荼羅は語りかけてくる。そして幸福感を与えて口元をニンマリさせてくれる。ご利益アリと謳っているが曼荼羅、もといまんざら嘘でもない。気はココロである。「鰯イワシの頭も信心から」と言うじゃあーりませんか。
来週から3月。弥生3月桜の季節。春は雨と桜を連れて山を降りてくる。もう少しの辛抱、メジロとウグイスを間違ってもいいから、しばし日差しの下、梅の木を前にして、鳴いてご覧ウグイスよ、と曼荼羅シールをかざしてみよう。メジロが間違って「ホーホケキョ」
22日はラブリーの日、さいたま宮内家でホーホケキョ。一同お待ち申し上げております。
本日はお忙しい中みなさんまことにありがとうホーホケキョ。

YAMAKINGSONGS盛りだくさん


次回は3月25日です


山木康世曼荼羅の前で

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