柏WUU後始末記
2010年04月11日 | カテゴリー: ミュージック・コラム
昨夜の柏ライブにお越しの皆様、お忙しい中遠くから誠にありがとうございました。
いつものテーブルと椅子の配置が変わっていたことと思います。座席の配置を換えまして皆が僕に正対するようにしました。横向きで顔だけをこちらに向けて、さぞかし長時間疲れるだろうと想像したわけです。それと演奏者も正対してくれた方が集中するわけです。よほどの理由がない限り、やはり人と人が対話をするときは顔と顔を、目と目を正面から見ながらした方が真剣な会話ができるわけですね。
江古田マーキーの場の持つパワーはこんなところに潜んでいるのかもしれない。暗闇に向かって歌うというのも集中力という点では大いにパワーがあがるのだろう。明るいところで歌うのも良いのだが、こちらの調子がいまいちの時は、お客さんのちょっとした手の動きや足の動きなどが気になるのです。キッチンの音が気になったりもするのです。雑音の中で歌っても気にならない歌というのもありますのですべてが当てはまるわけではないです。
ちょっとした工夫で大きな成果を得られる場合がある。しかしそれを実行ししてもらうにしても黙っていては声が届かない。
メールやネットで皆が自由に意見を述べられる時代になったからといって、真実が述べられていたり、実態が正直に語られているとは限らない。むしろ大事な情報が見つからず、歪曲されてゆがんだ情報で行き先を間違ってしまっては元も子もない。
大臣が居眠りをしている光景を見ながら質問をしたり、応えたりしている国の舵取りたちはたるんでいるなぁ。記者に対する大臣の応えは「目をつぶって、米軍基地はそうした方が良いのでは考えておりました…」嘘か本当か誰も知らない。僕だって目をつぶって歌うのを常としているので何とも言えない。居眠りをしているかもしれないのでどうぞ気持ちを集中して、一字一句間違いがないか検証しながら、また聴きに来てね。まぁ山検で確認済みですから、あまり無理なことは要求いたしませんが。
お店の阿部さんご夫婦、小倉さんいつもいつもありがとう。次回は7月24日は柏祭りで60万人が町に繰り出すそうで、WUUも大いに盛り上がりましょう。
(山木康世)