大海原を北上中
2010年05月14日 | カテゴリー: ミュージック・コラム
いよいよ恒例の三吉神社例大祭拝殿でのライブ奉納の日となります。
年に一度の故郷紀行、北帰行、精神の確認、浄化、友との友情。いろいろな意味で三吉神社は、5月15日は、この10年特別な日となりました。帰るところのあるサーモンは幸せモンだ。
産卵期の雄は上あごがのびて曲がるので、俗に「鼻曲がり」と呼ばれる。それにしても鼻の付く慣用語はえげつない言葉が多い。鼻が高い。鼻であしらう。鼻持ちならぬ。鼻で笑う。鼻にかける。鼻につく。鼻の下が長い。鼻を明かす。鼻を折る。以上が明鏡国語辞典。鼻息が荒い。鼻を伺う。鼻っ柱が強い。鼻面を取って引き回す。鼻に当てる。鼻笛を吹く。鼻の下の建立。鼻向けもならぬ。鼻も動かさず。木で鼻を括る。以上広辞苑。
その前日、つまり今日は美幌プチパーティ、ここは2回目でオープニングバンド「おやぢる」は「ふきのとう」の歌を熱く歌ってくれるそうです。まっこと再会が楽しみでございます。マスター、ママも変わらずにいるでしょうか。クッシーの棲んでいるという屈斜路湖はすぐそこです。中学生の修学旅行で初めて見た道東の湖の神秘さを今でもはっきり思い出せる。圧巻は阿寒湖なんて、その後「霧の摩周湖」で一躍有名になった摩周湖、アイヌの伝説がそのまま今でも息づいているような北海道東部の旅へいざ。
翌日は札幌三吉神社例大祭、その前、夕方のひとときを札幌市電車中ライブ。早いもので3回目となります。初夏の札幌の町中を電車でライブと行きましょう。桜はとっくに散っているでしょうか。拙者ダイエット中の身、美味い魚、美味い肉に誘惑の手が伸びますが、じっとガマンの子でいよう。
そして翌日はヤマハライブ。去年の夏、七夕以来の札幌コンサート。地元である故郷、59歳最後のコンサートでございますので、格別な思い出のコンサートにしようと今から気は逸っております。
結婚、離婚を繰り返す精力絶倫サーモンは再結成ツアーを前にメディア戦略へ。
麻薬所持サーモンは逮捕、出所、釈明を述べて、ツアーに臨む姿勢を新たに。
あくまでも36年間マイペースサーモンは大海原を故郷へと遡上、北上いたします。まだまだ旅の途上、航海に牛歩のごとき幸あれ。お会いできるみなさん、楽しみにしています。
(山木康世)