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津軽鉄道各驛停車音始末記

2010年05月30日 | カテゴリー: ミュージック・コラム 

この青空に感謝です。岩木山の勇姿にしばしホテル最上階の展望レストランより見ほれておりました。沖縄の湿った風のもと、走るように雲が流れる真っ青な空とはいささか違いますが、本州の最果ての青空も格別でございます。今日は「幸せは青空の彼方から」まさにその空の下を秋田へゴトンゴトンと移動です。
「津軽鉄道各驛停車」発表会は大成功。作詞者、版画家の藤田健次さんともお会いできました。とても温厚な方で、画風が体を表しております。僕も津軽鉄道サポーター(応援隊)でございます。ストーブ列車に乗り込みたくて4年前に企画し、ライブ実現で蒔いた種が実を結ぼうとしています。春夏秋冬を4回重ねてこの初冬に“花”を咲かせます。人生の醍醐味は新しい人との出会い、昔の人との再会、夢、行動実行、実現、現実にあります。過去の積み重ねで今があるわけです。今も過去になるのです。
脳味噌はその中から良いものや、驚きのものを最上階に積み重ねて行くのでしょう。昨日の津軽鉄道各驛停車ライブは最上階でピカピカに輝いております。ただいま10時22分秋田鷹ノ巣へ向かい準備、11時にはホテルを出立です。
澤田社長、藤田健次さん、澁谷さん、高瀬さん、名前を挙げたらきりがございません。誠に楽しい実りある一日をどうもありがとうございました。
一度なくしてしまったものを取り戻すには時間も労力も根気もいる。せめてなくさない方向で皆が寄り集まって知恵を絞っても遅くはない。スピードや便利さ、快適さだけでは人間の生きていることの充実や快適さは得られないことも頭にたたき込んでおこう。
本当にこの青空に感謝です。
(山木康世)