となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

初夏

2009年10月15日 | カテゴリー: ミュージック・コラム 

北海道の初夏といえば5月6月を指す。何せ札幌で桜の開花は5月初旬である。であるからして桜は春の花。故に初夏はこれ以降と言うことになる。沖縄などでは桜は2月に咲いたりすると言う。もっとも種類が違ったりするので一概には言えないが、年に2回咲いたなんて言うおとぼけの年もある。じゃ3月は夏かというとそうとも言えないが、言えたりもする。まぁ僕の感じでは沖縄は寒い春、暑い春、寒い夏、暑い夏、要するに秋と冬はないんだなぁ。こんな分け方が妥当だなぁと思ったりもする。要するに年中あったかいということさぁー。12月には待望の沖縄に行けるべ。思いっきり泳ぐとするか。
小生若干22歳の年に書いた歌だと思う。
記憶は風化して砂の城のように波が打ち寄せるたびに元の姿を留めず。
札幌で大きなリュックを背負った黒い海賊を探したってどこにも見あたらず。

「初夏」

Em   Am     Em  
噴水の前で 記念写真を
     D       Em
撮っているのは 新婚さんかな
Em   Am       Em
僕は座って それを見ている
     D        Em E
鳩はつついてる とうきびの殻を
 Am        Em  
*夏の初めの 昼下がりは
Am        Em   Cmaj7 B7
とても馴染めず 淋しくなる*

時計台を見て たむろしている
大きなリュックの 黒いカニ族
僕は通り過ぎ 見ない振りして
道を聞かぬよう声をかけぬよう
*~*

地下街はいつも 都会の顔して
狸小路を 田舎扱い
僕は地下鉄の 電車を待ってる
センチメンタルに 浸った振りして
*~*