となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

岡山青色深刻音始末記

2010年07月05日 | カテゴリー: ミュージック・コラム 

君のキビキビした厳しさで、人生の機微を不幸からきびすを返すが態度でキビ団子を食って大荒波を乗り切ってくれ。ーー桃太郎の遺言

桃太郎のキビ団子は黍団子なのか吉備団子なのか。黍だと黍の実から作った団子である。吉備だと岡山の吉備の名産である蒸した餅米の粉と砂糖などを練って作った団子になる。
まぁそんなことはどうでも良くて、ただ吉備という地名に車でさしかかった時、脳裏にひらめいたキビ団子→桃太郎→ブルーブルース。早速車内で改作に取りかかった。
「弁慶と義経」は岡山にていっとき華麗に「桃太郎と吉備団子」に変身した。
整いましたので紙上にてご開帳。

桃太郎と吉備団子 
 
夏の空に太陽 じいさん山に芝刈り ばあさんは近所の小川に洗濯に出かけた
川の上流から大きな桃が ドンブラコ ドンブラコと流れて来るではないか 
ばあさんは素早く桃を拾い上げた

洗濯もそっちのけ大きな 桃をかかえて 誰にも見つからないように急ぎ足で帰った 
じいさんの帰りをワクワク待った やがて帰宅したじいさん狂喜乱舞した
包丁で大きなピンクの桃を切り割いた

驚いたことに中から男の子がコンニチワ じいさんとばあさん腰を抜かして驚きだよね
子供のいない二人は 天の恵みと 男の子を桃太郎と名付けて大事に
やがて桃太郎は立派な大人へと成長した

鬼ヶ島のニュースを聞きつけた桃太郎 これから僕が鬼たちを退治に出かけてきます
途中で犬と猿とキジを家来に 島に渡ってお見事鬼を退治した
桃太郎は褒美にお土産に吉備団子を

桃太郎さん桃太郎さん お腰に付けたキビ団子 一つ私にくださいな

かくして3日間に渡る山陽ツアーは大成功の元、無事完了した。大勢関わってくださった皆様に感謝を述べる次第です。
次なる指令は10日参議院選挙前日、東京は赤坂グラフィティでの鬼退治である。
(山木康世)