となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

12月の雨

2009年10月16日 | カテゴリー: ミュージック・コラム 

ここに「12月の雨」が登場するのは、ただ単に12曲目だからだ。何の深読みもない。こんなシンプルさも時として大事である。一生記憶に残ると思う。
ちょうど1週間で産声を上げるはずの「嶺上開花」。「ふきのとう」時代の「12月の雨」はフォークロック調に仕上げたが、今度は少々ソフトに仕上がっている。バックで延々と流れる「デセンバーレイン」を覚えてほしい。そのうち場内に我の声と、どこからともなく聞こえてくる、このコーラスがとけ込み、充満して恍惚感に浸ること間違いなし。
創った頃は、まだ喫煙をしていた。立派な喫煙組だった。故にあまり大きな声で言えないが、早めに止めて良かったとつくづく思っている。こんなご時世が訪れるとは思っても見なかった。飛行機だって、バスだって、新幹線だって喫煙を止めるすべはなかった。
肺ガンによる国の年間治療費が10兆円と言うから驚きだ。すべてが喫煙と因果関係があるとは思えないが、少なからず荷担していると思うのでニコチン中毒からそろそろ足を洗っても良い頃だと思うよ。

「12月の雨」
E       G#m   A          B7
外は朝早くから篠つく雨 ぼんやりタバコをくわえ眺めている
E       G#m     A       B7
寒さまじりの季節はずれの雨 君は今ごろどこでどうしてるんだろう
      E      C#m   A       B7
*もう一度いちからやり直したい 離ればなれの二人の生活にもう
      E       C#m   A      B7
 終わりを告げて優しかった頃の 二人に戻り今年の冬を迎えたい

冷えた部屋の中にただよう煙 いつか君と二人肩寄せ合って
いつまでも二人歩いた雨の電車通り 止みそうもない12月の雨

あれからどのくらい過ぎただろうか 君の涙に濡れた最後の悲しい
何か言いたそうな黒い瞳を 思い出させる12月の雨

僕はあいも変わらず昔と同じ 旅から旅への毎日です
こうして一年がアッと言う間に 足早に過ぎて行く事に辛く思う時が有る

※4カポのCで弾くと合います。
E→C G#m→Em A→F B7→G7 C#m→Am