となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

近江八幡酒游舘御礼

2023年11月18日 | カテゴリー: 山木康世  

モチベーションとポイント
懇親会でお向かいの65歳になられるご主人に聞かれた。自分は少年野球の指導をしているが、この年にしてやめようかなと思っているがどうしてモチベーションを保持しているか聞かれた。
動機づけであるが、人それぞれの環境や性格、置かれている状況などによって異なってくると思うので一概には決められないが、僕の場合にはその事自体が好きであるか否かによって大きく変わってくる。そして長く続けられるには、この好きという心の問題が大きく関わってくると思う。周りの目や何かを期待しての動機づけは弱いものだろう。たとえ一人でも時間を忘れて打ち込めるかどうかは大事なポイントであると答えた。
今や何でもポイントの時代、ポイントが大流行であるが、買い物時には僕には少し煩わしい。その場でポイント分を料金から差し引いてくれたほうが手間が省けて両者にとって良い関係となる。
今や物価の高騰で国や政府はやっきであるが一向に収まらない。ならば国民がこぞって知恵を絞ってその場で還元スタイルを取ってみてはと提案した。
しかし、山木倶楽部の特典スタンプは別。買い物とライブは違うのだ。
懇親会には大勢の方が参加してくださいました。僕の歌を取り持った縁で、見ず知らずの方と同席して一献できるということはなかなかのロマンであるな。多くは「ふきのとう」という媒体を通しての縁であるが、まさかこんなに時間が経っても更なる強い絆でお話が出来るなんて素晴らしいことである。
もちろん明日への強く生きるための動機づけになってくだされば幸いでなことである。
酒游舘にお忙しい中お集まりの皆様。誠にありがとうございました。
西村マスター、毎度の美味しいご馳走感謝いたします。
今度来るときはお店もリニューアル、僕もリニューアルをして来店、なんてことを夢見ております。皆様お元気でまたお会いしましょうね。そして神戸です。

近江牛のローストビーフ

名物 赤こんにゃく入りおでん

新宿あんさんぶるStudio音御礼

2023年11月16日 | カテゴリー: 山木康世  

スイングした雨がホテルの窓に叩きつけている。あの人への思いがスイングしてる。エイトビートのように直接ではなく、ためを作って一瞬揺らいでいるとでも言えばいいのだろうか。心に少し余裕のあるとき、天から降ってくる雨は口ずさんで降ってくる。
♪シトシト降る雨♪
シトシトとスイングは多少違和感があるな。
歌っていて仄かに感じた「雨」だった。

もう一つ突如として語りの世界が超高層タワービルから降ってくるときがある。
♪どこか遠くの町へ 海の見える風の町へ♪
終盤、僕の心は風の町へフラフラと飛んでいった。
小学生の頃、友達の自転車に乗って我が家へ帰ってきた。いっとき茶色の自転車は僕の自転車のように軽快に風に乗って堤防を走って我が家へ帰ってきた。

本日お忙しい中、フラリとやってきて僕に、僕の音楽に会いにきてくださった風の旅人の皆様、誠にありがとうございました。無事ご帰還なさいましたか?またお会いしましょう。
風のアホウドリは明日から新幹線に飛び乗って西の方へ語りの世界をスイングしてくる。

明後日は西新宿あんさんぶるStudio音そして神戸

2023年11月13日 | カテゴリー: 山木康世  

高層ビル群と高速道路の交差する超現代と森閑とした民家の入り交じる西新宿の風情。ここから見える都庁のビル、まるで灰色の城塞だ。建物を見て、ここが東京の中枢、あのビルの中にいる人達の心と声で東京が、日本が決まってゆくんだなと思う。
近頃寒さがめっきりと厳しくなってきた。高い頑丈で暖房の効いた建物の上にいる人には、下の寒い地上はあまりわからないだろうな、と思ってしまう。
そんなおもろい風情の中でのあんさんぶる、ぜひ遊びにいらして下さい。

そして寒さをついて関西へと4日間お邪魔する17日。
僕の持っている詩の世界は手前味噌で申し訳ないがかなりいけてるな。
阿久悠、松本隆、松井五郎、などの世界より、より身近にある世界を手短にポイントを付いて作ってきたな。負けてはいない。みんなみんな応援してくださった皆様の賜物だ。僕の心を強く押し出して作る意欲を引き出してくださった皆様には感謝の言葉しかない。
先日の水沢江刺公民館でのステージで一人ギターを弾きハモニカを吹きながら痛く感じてしまった。これも50年という節目が為せる業か。そして復活のGibsonB25の為せる技か。
今週後半お邪魔いたしまっせ。ほな元気でなでyasu

水沢江刺庭払いまつり御礼

2023年11月12日 | カテゴリー: 山木康世  

やまびこにて久しぶりに新幹線で奥州市水沢江刺へ出向いた。ご存知世界の大谷翔平の出身地。
駅に降りると耳慣れたメロディが、大瀧詠一のメロディが流れてた。改札口では今回の責任者、寺島氏が手を振って待っていた。表に出ると今にも雪でも降りそうな肌寒い2時半の岩手。彼は厚手のダウンを用意してくれていたが、そこまでは心配なく大丈夫だ。昔は北風の子だったので寒さには滅法強いと思っていたが、年々表に出るのが億劫になって舌打ちが一つ出たりする。さっきまでそれほどでなかったのに11時すぎたらいきなり冷えてきたと待ち人も震える。
会場は昔の公民館。大型の石油ストーブが青白い炎を上げて少しでもと3台ほど賢明に燃えている。リハーサルを終えて、これは雪になるなとと思いつつおもてなしの前沢牛に舌鼓。ポンと音がしたようなしなかったような。
明けて日曜日、薄日が差しているが寒い。地面は微かに濡れている。6時半、近くのセブンイレブンへ散歩がてらで朝飯を探しにゆく。
11時ホテル出、今日の音響担当オネスティ鈴木氏が迎えに来てくれる。日本間の楽屋でしばし出番を待つ。すでに餅つきも終わったようで黄粉醤油付きのお餅が振る舞われる。ついでに豚汁もいただき美味しいねぇ、と独り言。
約1時間半のふきのとうオンパレードで場内を沸かす。熱心に静かにお聴きになってくれて幸いである。特にお祭りという選曲はない。場内に心地よく響き渡るGibsonB25は頼もしいの一言である。演奏するのが楽しいことは音楽の重要なポイントの一つである。マンネリにならないために演奏に工夫を凝らすと、あっという間の90分である。
アンコールにお応えしたかったが時間の都合で割愛した。
やまびこ3時38分発へ駆け足、ギリで間に合う。
みなさん昨日今日と待ちに待った庭払いまつり、ありがとうございました。二戸から、東京から、青森からもお越しいただきまして大変充実のLIVEでした。誠にありがとうございました。
やまびこ車中満席、仙台からは立ち客、窓の外はすっかり闇です。宇都宮へ向かってやまびこは黙々と快走中、一路東京駅を目指します。


ステージ前に、会場でついたばかりの“きなこ餅”を、おいしくいただきました


北区アンダンティーノ御礼

2023年11月11日 | カテゴリー: 山木康世  

今日はスマホで会場まで行ってみた。いつもと違うルートで新鮮で30分ほどで着いた。珍しく天気予報通り肌寒い一日だった。今日から普通の11月のような感じになるのかなぁ。あのクソ暑い夏の日は遠い思い出の夏ということになるのか。雨が降りそうで降らない、しかし降る。
会場は駐車場から1分という好立地条件。ゆったりした駐車場で心が軽くなる。料金所のディスプレイが難しい、というより普通は1から0までが並んでいるのだが、ここは駐車場分の番号が並んでいる。ここがややこしいのだ。12番に入れたので1と2を入れると入らないのだ。12番に気づく人はなかなかいないだろう。前回のときも前々回のときも躊躇したことを思い出す。まぁ駐車場のことは良いとして、会場は非常に使いやすく料金も良心的、となりは田端文士整骨院なのだ。
アンダンティーノは歩くより少し早いテンポでだったかな。早歩きはウオーキングより体に良いという。
明日は岩手県奥州市水沢江刺へ行ってくる。「庭払いまつり」というお祭りで歌ってくる。相当数の人が集まるというので元気いっぱいで臨もう。まぁ明日はリハーサル、明後日が本番だから余裕で行けそう。東北新幹線で行ってみる。
お忙しい中、お集まりの皆様ありがとうございました。またお会いしましょう。

リハーサルでのスナップ

2023年11月8日

2023年11月09日 | カテゴリー: 山木康世  

通常、深夜2時にはNHK教育テレビ今はNHKEテレでは国旗が風になびいて厳かな国歌が流れて今日一日の営業終わり、閉店ガラガラとなる。この時間はいやがうえにも、もう寝なさい明日に備えるんだよ、良い夢見てまた元気に会いましょう、とでも話しかけられる子守唄のようにも聞こえてくる。
しかし今日は違った。科学の番組が2本立て続けに流れてきた。どうしたんだろう。異例の措置であるが僕だけが知らなかったのか。これを蚊帳の外という。
子供のころのテレビは夕方の時間帯よく放送なしの放送局が結構あった。深夜など論外である。放送しても誰も見ていない、みんな働きに出ている、深夜は深夜で誰も起きていない。みんな寝ているので放送しても意味がない。そんな世の中だったのですね。コンビニも朝の7時に開店、夜の11時には閉店。セブンイレブンの名前はここから来ている。白い冬の頃でも近所にはコンビニはなかった。1974年東京都江東区豊洲に日本第1号店が出来たというくらいの歴史しかないのである。奇しくも50年ということに気が付いた。
丑三つ時も過ぎる。さぁもう寝なくちゃ。

立冬

2023年11月08日 | カテゴリー: 山木康世  

暦の上では冬であるが、どう転んでも秋、それも初秋、いやそれよりも夏、晩夏と言った風情である。
日中など、少し速歩きをすると背中にジンと汗ばむような暑さである。
北海道などでのクマ出没のニュースを聞くと、本来は冬眠の支度をしないと間に合わないクマ。外界に降りなければ餌にありつけない異常気象。山の食い物も枯渇状態か。
怖い話を聞いた。全世界からミツバチがいなくなったら、人類は滅亡するぞうだ。これを予想したのは彼の有名なアインシュタインという。
戦争などしている暇がよくあると思ってしまうが、姑息でエゴ丸出しの人間には地球のあえいでいる姿が見えないのかもしれない。何も砲弾による人殺しをしなくとも、まもなく終焉を迎えるかもしれぬ気候変動による地球の姿。気候沸騰という言葉も生まれている。
小麦も米もトウモロコシもやられた。この先何を主食に生きていけばいいのか。地球の40億年ほどの年齢に比べたら、人類の200万年などという数字は取るに足らないちっぽけな時間である。これがただ終わるというだけかもしれない。それを死に急ぎ砲弾の嵐で死滅するだけの話かもしれない。人類がいなくなっても昆虫や魚類や植物は地球が太陽に飲み込まれるまで生き残っているのかもしれない。太陽が膨張して大爆発するまで45億年だって。人間って凄いことを予想するんだね。明日の天気も外してしまう人間が気の遠くなるようなことを平気で予想する。
しかし暦の上では確実に立冬で間違いはない。

みっちゃん

2023年11月07日 | カテゴリー: 山木康世  

みっちゃん行きたくないよと泣いている
みっちゃん行くんじゃないよと泣いている
どうしてみっちゃん行っちゃうの
行ったら二度ともう戻れないんだよ
どうしてみっちゃん黙ったままで
どうしてみっちゃん答えてくれないの
みっちゃん行きたくないよと泣いている
みっちゃん行くんじゃないよと泣いている

墨田区お江戸両国亭御礼

2023年11月05日 | カテゴリー: 山木康世  

やはり月日の経つのは早くて恐ろしいものがある。
連休のなかもしもの思わぬ渋滞などの不首尾のないようにと早めに出かける。しかし都内の混雑はなく、予定の30分前に両国亭に到着。いつもの建物に隣接した駐車場を目指す。遠目に明らかに分かるような工事現場の白塀状態であり、火を見るよりも明らか。雨の日でも気にならないほどの近さのお気に入りの駐車場は出かける前の予想を無惨にも打ち砕き、何やら重機が音を立て、周りで工事関係者が白いヘルメットを被り赤い棒を持って動き回っている。現場を伺うようにゆっくりと横目で恨めしそうにビスタは一周、他の駐車場を探す。
ブツブツ言いながら、これが11月の陽気なのと浮かれながら、建物裏から両国亭楽屋へとギター荷物を運び込む。
噺家さんはほぼ準備というものがいらないだろう。体一つ扇子辺りでお囃子に乗って高座へ登場と相成るが、こちとらそうは行かない。
まず肝心のフラッグを正面に貼り出す。これがあるかないかで現場の雰囲気がガラリと変わり、士気が高まる。旗色を鮮明にして現場に臨むという意味で旗はシンボル、大事なのであるな。
いつもの墓石のように積み上げられたステージにマイク、音響、譜面台を設置。音は問題がないようである。
しばらくすると楽屋の方から男性が近づいてきた。予約のあったお客さん、元ふきのとうオフィスの大久保訓正氏である。何年になるのだろう。近くに住んでいる情報は持っていたが、開演前に訪れてくれるとは。酒の当てに良いだろうとお土産におかきセットをいただく。ちょうど昼飯を頬張っていたところなので、一服というところだった。齢66歳になるという。にわかに信じられない。少し肌のハリは緩くなって重力による顔面筋肉低下は見られるが笑いながらジョークを交えて話すスタイルは何も変わっていない。大久保だー。すでに小さかったお子さんも3人みな巣立つ直前のようである。「菊川」が最寄りの駅だったな。何年前になるのだろう、江戸時代からの豚肉すき焼きの店で一摘みして、彼の家に投宿。チントンシャンのお祖母さんも今はとっくにお亡くなりになっていた。
日本文化独特の黒、緑、茶色の引幕を彼に頼んだ。
ハイハイーお待ちかね2時間たっぷりいつものように楽しんでってください。

♪秋の黄昏時に君を思い出し そういえばいつか君と歩いたね♪

年に2回ほどの高座によるLIVELIBRARY、だいぶ板についてきた。胡座をかいての2時間は堪えるものがあり、少し膝痛を感じながら、少し遠のいた駐車場へと急いだ。荷物を一緒に運んでくれてうれしかったよオオクボくん。
お忙しい中、皆様ありがとうございました。連休も最後ですが無事つつがなく良い休日にしてください。またお会いしましょう!

2時間の胡坐はしんどいのだ

千葉県佐倉市サロンピースクエア御礼

2023年11月04日 | カテゴリー: 山木康世  

今や目的地へ確実に早くゆくのに2種類の選択がある時代になった。
今日の選択。駐車場でサロンピースクエアと喋って瞬時にグーグルは回答を出してくる。この検索には舌を巻く。案内開始、西へ、北へと何メーター。道なき道を案内する野暮なことは決してしない。若い女性の事務的な愛想のない声は仕事をしているという感じだ。しかし今日は混乱した。京葉道を素直にゆくものかと思いきや、千葉に入り圏央道を案内され、なんとも大渋滞にハマった。このハマり時間を利用してカーナビに住所を入れて案内を乞うた。カーナビの声は大人びて手慣れたやや年季の入った女性の声である。道なき道を彼女は案内。どうやら京葉道に戻すようである。戻ったぞ。さっきの道を素直に直進で良かったんじゃねぇのか。しかし今度は柏出口で下ろすような指示。柏の国道の地獄絵図が頭に去来する。無視してもう一つ先まで行ってやれ。今度は四街道で出るよう指示された。俺が行きたいのは佐倉だ。その10キロ先には佐倉降り口がある。そこでだ、四街道も無視だ。佐倉で降りるとまだ13キロもあると出ている。普通の日だと佐倉でも柏か四街道が近道なのかねぇ、誰に聞くともなく聞きたくなった。スマホは蓋を閉じても時折小声で喋っている。今はカーナビに任せているのでご安心を。時折GPS機能が働いておりません。なんて言って休んでいる。ときには両者真逆の事を言ったりするので頼り過ぎは禁物である。カーナビはやがてサロンピースクエアの建物の前へと吾を運んでくれた。
やっさんと演る予定で準備していたディラン「風に吹かれて」英語版。「佐倉惣五郎」千葉ならではの「チバニアンを見に行った」コロナ禍の作品「不知火の風」一つ歳を取って初めてのLIVELIBRARY、50年を占うような実り多き文化の日の夕刻、皆様お忙しい中誠にありがとうございました。
今日は墨田区のお江戸両国亭にお邪魔いたします。

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