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岩内マリンセイラー御礼

2022年05月23日 | カテゴリー: 山木康世 

ニセコ界隈の変化には驚きだった。羊蹄山の裾野と言えば美原美原と頭がいっぱいだったが、真狩も留寿都も喜茂別も京極も、そしてニセコも羊蹄の町々なのだ。まだ白樺の木々の向こうに残雪があるとは驚き。僅かな雪を求めて、倶知安から岩内に向かう峠の沿道の途中には多くの車が止まっていて何かのスキー大会が行われていた。コロナ明け5月最後の日曜、それぞれの人たちの幸福感を思ったりしながらついウトウト。
港町に着いていた。目指すマリンセイラーは確か海に向かって右側にあったはずだ。しかしあるはずがない。もう一度戻ってくる。想像した場所の向かいに確かにマリンセイラーはあった。勘違いなのであったな。思い込みの恐ろしさである。
警察の隣近所が駐車無料である。東京新橋の10分500円にはまいったばかりだったので岩内のおおらかさには人間社会本来の豊かさの一部を感じた。都会の駐車場のやりたい放題、車で出かけようなんて思わない混雑ぶりは限度を超えている。何時間も止めて迷惑をかけようなんて誰も思っていないはずだ。車社会、商売をしようと思ったら自分の店のことだけではなく、活気のある地域を目指すなら街ぐるみ、車のメーカー、国も挙げて取り組んでもいい問題なのだが相変わらず無法な無謀駐車場には辟易だ。
大勢の皆さんが来てくださってありがたい日曜だった。表現者である自分にとって、やりがいのある参加者の人数は重要である。人が集まると言うことはただそこがムンムンするだけでなく、人の魂、感覚が一つになって微妙な感性豊かな場や空間時間を共有するということも含んでいる。そしてそこに豊かな人間の心がはぐくまれるのだ。
以上岩内のlivelovely終わってすぐの早朝に思ったことなので、多少気まぐれかもしれないので、あまり多くの人に言わないでほしい。岩内。
みなさんお忙しい中ありがとうございました。
ジンギスカンで体をあっためてやる気、元気を時計台に持ってゆく2時間の旅の準備を始める。
※この記事を書いたのは5時過ぎだったがWi-Fiがつながらず今に至った。少し時間差があるのでご了承を。

超満員の会場は熱気がすごかった!


トラクターを運転したこともありますよ

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