となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

日立丸勝蕎麦屋後始末記

2010年04月18日 | カテゴリー: ミュージック・コラム 

♪この木何の木 山木の木♪
初めての日立ライブでございました。

日立といえば世界の総合電機企業として有名でございます。冷蔵庫、洗濯機からパソコン、半導体、重機、あらゆる電気製品の会社でございます。500年ほど前に発見された鉱山がこの町の初めだそうでございます。
日本を世界の国のひとつに発展させてくれた大きな木の下に多くの枝が伸びるように躍進して来た会社に大いなる敬意とともにバイタリティーに励まされる思いでございます。
ライブ会場は世にも珍しいお蕎麦屋さんではございましたが、下手なライブハウス顔負けの良い会場でございました。そこを経営なさっている親子4代に渡る皆さんの心意気が店内に充満しておりました。ハエも一匹パソコンの譜面にやって参りました。
おいしい漬物、お蕎麦、コーヒー、まんじゅう、お茶、これらのおもてなしはやはり日本人の心なのです。
初めて会う、一期一会は一生に一度しか会うことができないことかもしれない出会いの大切さを言ってる言葉でございます。ただの言葉ではなく、体で心で感じることができてうれしゅうございました。
超満員のお客さんは、日立関係の方も多く見えられ、うれしゅうございました。前の人の頭と頭の間からこちらをのぞきこむ顔が満面の笑みであふれる。掛け声がかかる。手拍子が、足拍子が、みなさままことにありがとうございました。
ライブのモットーはお忙しい中、遠いところからここに集まられた方々が今日のライブを聞いて、よしまた明日からがんばろうと心軽やかになってくれることの願いでございます。僕自身も含めて幸せのシャワーを感じることができるような一期一会にすることでございます。
この機会を作ってくださったO君、高校生からの憧れの人の夜が終わりました。ずっと憧れでいてくれてありがたい思いでいっぱいでございます。これからも憧れの人でいられるようがんばる所存でございます。
みなさーん、ありがとうでございました。またお会いしましょう!
太平洋の抜けるような青空がホテルの窓からオハヨーでございます。
(山木康世)