憲法記念日
2017年05月03日 | カテゴリー: 山木康世
何だかんだと言われようが、時間がいくら経とうが僕らが平和で暮らして来られたのはこの理想的、矛盾を孕んだ平和憲法のお陰であることに間違いはない。
日本国憲法の作成者は考えた。昨日の敵を許しはしたが、この敵がもっと強力な未来の敵の見方になっては困る。少しだけ戦力を持たそう。矛盾が露呈する前に世界は再度戦争を起こすだろう。そうしたらまた考え直しても良いだろう、見たまえ人類は戦争の歴史そのものだったのだ。
しかし72年もこの憲法のお陰で平和的に切り抜けてきた。
その憲法が危ぶまれる事態になりかねないほど風が強くなって波が高くなってきた。
見直す時期に来ているのかもしれない。しかし爆弾で解決するような生易しい戦争はもうなくなってしまったと深く胸に手を当てて考えてみる1日にしよう。
白黒とはっきり出来ないほど人間がやることは矛盾に満ち満ちているのかもしれない。