となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

八女空人ホール御礼

2023年03月20日 | カテゴリー: 山木康世  

九州北部ツアー3連発最終日、八女は晴天也。
八女市は福岡と熊本の県境、言葉なども両県の影響を受けてイントネーションが似ていたりする。八女市はお茶、古墳、徐福が代表するイメージの街である。程よく都会で程よく田舎でバランスの取れた良い街である。
ここの小学校では徐福について、授業で必須で教えていると聞いた時から俄然近い街になった。有明海からの風は蕪村を連れてくる。ムツゴロウを連れてくる。そして遠い彼方から徐福を連れてくる。
徐福率いる3000人の男女は佐賀に上陸、秦の始皇帝の願いの不老長寿の薬草を求めて日本各地へ散らばってゆく。あくまでも伝説であるのでことの真意は判然とせぬが、1万年の縄文時代が終わって稲作文明が始まった弥生時代の到来だ。3000年続いて日本の礎が築かれた。しかし徐福の日本における存在は軽んじられている気がする。戦前、戦中は徐福の名前が黒塗りされていたという。国にとって何か隠す秘密があったのだろうか。ますます興味が湧いてくる。そして古墳群、お茶である。渋いことこの上なし。
古希を迎えた会場の支配人はいつの間にか歳を取って老いることの実感を肌で感じているとお話しされて、合点を打つ。少々猫背気味、足を開いてリハが終わったらお酒のお土産を用意してくれた。
3連ちゃんに渡って行動を共にした倶楽部会員のみなさま、ありがとうございました。つつがなく終了したことに感謝します。熱い声援をありがとうございました。
KAZUさん、晴菜さん、ギターGさん、釣りおバカさん、徳さん、みんな楽しかったです。またお会いしましょ!シタッケネー!!

カズさん、晴菜さん、ギターGさんによるOA


2つの花籠は大分の会員様から贈られたもの。3日間飾らせていただきました


楽しく打ち上がりました!


小倉フォークビレッジ御礼

2023年03月19日 | カテゴリー: 山木康世  

この場をお借りして昨日のラジオトークの訂正を。
北九州市が誕生したのは1963年、我が中学生の頃の話だ。門司、小倉、戸畑、八幡、若松の五市が合併して一大都市が誕生。九州北部はまさに日本の近代化の推進力、その都市郡が合併、一大都市が誕生した。明治期にそれまでのチョンマゲ刀の時代をバサリと切り捨て止めて、西洋国家の仲間入りとなる由の国の原動力だったのだ。
新聞のトップを飾った1963年、はるか北の札幌の地で食い入るように記事を見ていた中学生がいた。まさか自分が将来その地で古希を越えてもなお歌っているとは神様でもご存知あるメェ。
今日はその小倉区のフォークビレッジでのLiveLibraryある。OAにライラックという洒落た植物系お名前のお二人が努めた。白い冬、ひとりの冬なら来るな、他を熱唱。盛り上げの雰囲気を作ってくれる。まさにおもてなし、これぞOAだ。お客様あってのLiveを忘れてはなるまい。
3時間近くの長丁場は大盛況、大盛り上がりだった。
帰り際物販場でサイン入り販売と相成った。そこに一人の中年のメガネの男性客「イイウタたくさん作られてきましたね。これからもイイウタ期待しています」僕の音楽生活50年の主旨総括感想である。嬉しかった。
小野ママさん、岡本さん、のりさん、ペータ、諸々今日の日を共にした全員の皆様、誠にありがとうございました。
コロナも明けて、音響機器も一新、会場の新しいエネルギーを感じて幸福な一時でした。
今日は八女空人ホールで幸福のおすそ分けをいただきに馳せ参じる次第です。
今日もラジオ発信する予定です。シールゲットのチャンスであるぞ。

OAのお二人のリハに参加するBOSS


満場のフォークビレッジ。音響機材は前日に総入れ替えしたばかり。新機材での初ライブです


OAの「ライラック」のお二人と

大分BRICKBLOCK御礼

2023年03月18日 | カテゴリー: 山木康世  

久しぶりの九州、大分、ここはふきのとう解散コンサートで大分農業会館を終えた後、打ち上げの席の前にスタッフが連れて行ってくれた会場で記憶に新しい。40年前の話である。
ふきのとうは終わっても自分はまた大分に来るだろう。その時に相応な会場を紹介してくれたのである。ここに足を踏み入れたとき、ある種のときめきを感じた。非常にこじんまりした天井の高い木造りの会場はアコースティックギターにぴったりの感じを受けて、すぐに一人のステージを想像して打ち上げに臨んだ日を思い出す。
何度ここで表現したことだろう。会場は大事である。そして音も大事である。昨日の新しいBRICKBLOCKはリニューアルされていて更にアップしていた。大津さんも溌剌としていてやる気がこちらもアップしてくる。時代に右往左往するのではなく、我流の音楽を続けることの価値を再確認する。
初代かぐや姫のベーシスト、音楽界の先輩、三平さんとも会うことが出来た。電車は間に合ったでしょうか?いろんな面白い話、美味い飲食、良い時間でした。
お忙しい中ご参加下すった皆様、誠にありがとうございました。またお会いしましょう。
明けて今日18日は北九州市小倉フォークビレッジへ歩を進めます。約2時間後、無法松の一生となっておるでしょう。油を舐め舐めお待ちの小野女子、よろしくお願いしますね。

大勢のお客様、ありがとうございます。

野田ピアノプラザ御礼

2023年03月13日 | カテゴリー: 山木康世  

2回目のピプラLiveなのだ。会場の目の前を走るのは国道16号なのだ。
野田はご存知醤油の町なのだ。江戸時代より始めているのだ。なんでも和歌山県紀伊藩から伝えられたという話なのだ。そのもっと昔には中国より偉い日本のお坊さんが伝え持ち込んで製法したというのだ。今よりずっとずっと貴重品だったのだな。
当時のお江戸のお殿様へ献上するために江戸川を船で運んだのだろうか。多くの醤油樽を積んだ船が桜の下を行ったり来たり、今日も元気だ醤油がうまいのだ。
日曜の昼下がり、のどかでもうすっかり春なんだなぁと穏やかな気持の中で過ごすとが出来て幸福でした。
お集まりの皆さん、誠にありがとうございました。

FMやめはーん出演しまっせ

2023年03月09日 | カテゴリー: 山木康世  

10時からの出番、スタンバっておりまっせ。
みなはーん、KAZUはーん、宜しくお願いしますね。
ドシドシお声を聞かせてくだはーい!

3月9日FM YAME(八女)に電話生出演します

2023年03月07日 | カテゴリー: スタッフ・ダイアリー  

来週からの九州ツアーを前に、FM YAMEに電話で生出演します。

3月9日(木)
FM YAME 番組名「きら✩きら✩ミュージックBOX」。10:00~11:00
https://www.fmyame.jp/blank-2

おなじみ、カズさんと晴菜さんとの楽しいトークをお楽しみください。
メッセージもお待ちしております!

埼玉県ふじみ野市RURI御礼

2023年03月06日 | カテゴリー: 山木康世  

実に良い会場発見の日であった。中野から30キロほど。羽田空港へ行くよりも近いのである。日曜ということも手伝って道は空いている。おそらく多くの行楽客はこの天気のもと今どきは地方へでかけていて夕刻の帰りの時間までまだある。
いつも開演時間2時間前から準備をする。音響セット、今日の歌の確認などでほぼ開場時間となる。しかしである。いわゆるリハーサルをしてもあまり意味がないことに気が付いた日でもある。
瞬間にできても直ぐに忘れて本番にその通りできないのである。そこで考えた。結構良いリハーサルがもったいないので一層のこと取りやめて良いのではと。なにせ50年選手である。
それと出たとこ勝負の勢いの良さを表現したければ本番まで歌わない。自分の中で興奮の勢いを一気に発揮するにはTake1が一番なのである。多少のミスを上回る表現ができると確信す。
しかし聞き慣れた好きな歌を、レコードに近い感じで聴きたいというお客さんも大勢いる。そこで2通りの日を設けて、予め発表して、来ていただくお客さんにどちらの日が良いか選んでもらおう。もちろん両日でも大歓迎である。あくまでも本番で誤解や行き違いを少なくするためである。まだまだ考えている進化系LiveLibraryがある。徐々に公表していこう。
それにしても東京マラソンの入賞時間とほぼ違わない2時間を超す人生を今日もフルに楽しめた。
お忙しい中、誠にありがとうございました。

会場の広い庭園には可憐な梅の花が咲いていました


元はカフェだった会場。ありがとうございました

田端アンダンティーノ御礼

2023年03月03日 | カテゴリー: 山木康世  

覚えてるだろうか?僕自身も忘れて忘却の彼方の事を。居たでしょう、このお二人の事件直後、東中野クーペでの事。我ながら舌好調。
田端でのアンコール二人が出てきました。

ヒマナツリヒナマツリ 
①サムラコウチニイガキ ボンボリ三月 心のお池の縁に ポツネンと座って 
日がな一日 なんにも釣れない ひまな釣りひな祭り ボンボリ三月
②耳が聞こえぬ嘘の風 疑惑の三月 二人して口裏合わせて 世間を手玉に取り 
知らぬが仏と やりたい放題 ひまな釣りひな祭り 疑惑の三月 
③道を訊く迷い人 混迷の三月 冬なのか春なのか 行きつ戻りつ 
眠っている間に ウグイスも何処へ ひまな釣りひな祭り 混迷の三月 
④老いてはマスコミに従え 屈従の三月 もう好い加減休めと 空でカラスが 
鉄砲で撃たれて 焼き鳥になる前に ひまな釣りひな祭り 屈従の三月 
⑤バカ言え何言ってんだ 忍耐の三月 これからが本番 旨みを増してくる 
黄色い総武線 快速に追い抜かれ ひまな釣りひな祭り 忍耐の三月 
⑥笛や太鼓鳴らせど 桃の三月 どちら吹く風やらと 君も連れない
お内裏様と 可愛いおひなさま ひまな釣りひな祭り 桃の三月 
⑦顔でも洗って出直せ 意地っ張り三月 でも時すでに遅し 仕切り直せない 
フンドシもほどけて 四股も踏めない ひまな釣りひな祭り 意地っ張り三月 
⑧それでも心意気だけは 苦虫の三月 ただ体力だけは ついて行かない 
犬に引かれて 尻に敷かれて ひまな釣りひな祭り 苦虫の三月 
⑨力尽きて救急車 マスコミマイク三月 耳に刺さった補聴器 聴覚困難 
大和魂 日本男児ここにあり ひまな釣りひな祭り マスコミマイク三月 
⑩やがて空に七色の 虹色三月 セレモニーホールで お花に囲まれて 
お爺ちゃんフィナーレ 独り大舞台 ひまな釣りひな祭り 虹色三月 
⑪茶だんすの上にも 弥生三月 まんじりともせずに お澄まし並んでる 
明かりつけましょうか お花上げましょうか ひまな釣りひな祭り 弥生三月

お忙しい中皆さん誠にありがとうございました。
ダイアリー遅れましたこと、お許しの程を。

小田原市おだわら市民交流センター 「UMECO」 ROOM4御礼

2023年02月27日 | カテゴリー: 山木康世  

箱根街道の七曲りを甘く見ていた。夕刻から夜ということもあり目が周りになじんでいない。空を見上げれば三日月の真下に惑星と思われる星が二つ、何かを暗示するかのようにぶら下がっている。何星かそれ以上追及はしない。35キロほどの三島から小田原への道のり。二つの選択ができる。それほど急ぐ必要もないので下道の箱根街道を選択。1時間もあれば夜道のことだし着くだろう。これが甘かった。ナビを見るととんでもないヘアピンカーブの連続だ。よく昔の人は、この道を作ったもんだ。関所を超えて、あと何刻で駿府の国から相模の国へ。調べたら箱根旧街道というものがあって、江戸時代の旅人はこちらの道だ。そこは八曲がりと一つ多かった。西から東へ入ってくる人なぞそれほどいなかったのかな。
~小田原や お城通りに 朧月~
何とか難所を超えて小田原に着いた頃にはとっぷり日も暮れていた。
明けて小田原の空はピーカン、今日も健在晴れ男。小田原駅に向かって左に進むと、何やら旧いたたずまいの家並みが続く。小田原名物、名産品の店が軒を連ねている。
小梅、干物、お茶、僕好みの嗜好品。そして「山安」ときたもんだ。なるほど昨夜の三日月、星、星の暗示がここにありだったのね。夜空の神秘的暗示ここにあり。
お忙しい中、ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。2023年2月最後の日曜の小田原livelibrary後半は戦争収束、平和を祈願した切なる反戦ソングスでまとめさせていただきました。

会場は小田原駅のほぼ隣です


ひもの「山安」は小田原の有名店


河津桜が青空に映えています

三島市ほとり御礼

2023年02月26日 | カテゴリー: 山木康世  

深夜久しぶりの緊急警報が鳴った。北海道道東での地震速報であった。あの嫌な音は好きになれない。なんでも音響学者が敢えて人間にとって不快な音を製作したそうだ。不安になるような音を突然お構いなしにお茶の間へ。それでみんな到来するであろう事故や災害に身構えるというもんだ。その前に人は、あの音を聞かされて不愉快になる。コロナで僕らは3年間も翻弄された。真実は何処へ?そしてロシアウクライナが始まって世間の目や耳は戦争という殺し合いへ持っていかれて1年である。いつ何時やってくるかもしれない事故や災害、ほとんど宿命として捉えるのが正しい選択である。その前に一喜一憂しても待ってはくれないのが正しい見方なのだろう。
近頃選曲をしても曲順は考えないことが多い。ただしギターの持ち替えは意味があってのことなので一応考慮する。昔は詩の持っている意味合いを考えて並べて最後はドラマチックになどと考えて少しの時間をとって選曲していた。しいかしここへきてあまり意味がないような気がしてきた。それよりも刻一刻変わる両者の時間を楽しんだ方が正解のようである。
下手に作りこんだ作品のアザトサに慣れてしまって、聞いてる人を落とし込もうとする目論見は自然の織り成す時間が作るドラマには到底勝てないのである。そこんとこが少し見えてきた感がする。
近頃気合という意味ではリハーサルもない方が良いような気がする。自分だけの確認だけで済むような人生を送っているなぁと感ずるほとりでのlivelibrary。だいぶこなれてきました。
お忙しい中、みなさんはるばるありがとうございました。今日はミステリーツアーと称してみんなでアイマスクをしてバスに乗車、台風直後の小田原の思い出を肴に人生って参ります。

成るように成る 為すように為す。

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