となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

イサトさんサヨウナラ

2022年04月08日 | カテゴリー: 山木康世

アマチュア時代から日本の代表ギタリストとして憧れの人でした。
プロになって大阪の打ち上げの席には必ずと言っていいくらい出席してくれました。
大阪を離れて東京に出ると言っていたなぁ。
ふきのとうを辞めて吉祥寺のマンダラ2で初ライブをしたときにゲストでお呼びした。
その後2度コラボをした。
あれが最後だったのだなぁ。
何かと心の支えだった。

ご冥福をお祈りいたします。

京都市中京区/somenokyoto(ソメノ京都)御礼

2022年04月04日 | カテゴリー: 山木康世

大阪首都高を抜けて名神高速に侵入。お腹が空いたので吹田で休憩、関西風うどんを食し今日の京都の下ごしらえ。天気も上々と言いたいところであるが小雨の中、京の都に到着。
街に車や人の数もだいぶ戻ってきた感じで活気が感じられてうれしくなる。久しぶりに烏丸通を走る。京都は繁華街が大阪に比べてこじんまり集中していて気が楽である。
SOMENOLive中大きな揺れを感じた。地下を電車でも通過したような揺れで少々驚いた。
4月12日までに北陸で地震があると大学の先生が予想しておられる記事をコンビニで見たばかりだったのでなおさらだった。何せ中を読むことできないように雑誌が封じられて数年、なんだかせこくなったなぁ。そんな立ち読みをする自分もせこいな。
音響がここは抜群である。いつも感心しきり、まるでヘッドフォンでLiveしている感じなのである。
途中「デイゴの花」でコティエレガントフラスタジオの6名によるフラダンスとコラボ。花を添えてくださった。いきなりの華やかさに圧倒される。やはりこの世は男と女である。女性の持つ柔らかさしなやかさふくよかさは世の中を丸く平和にする。男社会はギスギスしすぎ。そこに音楽が取り持つ縁でありたい。
お忙しい中皆さま本当に長い道中関心をありがとうございました。
美味しい餃子の数々に舌打って、12日間ツアーのつつがなき打ち止め、天地に皆様に大御礼です。

花筏が浮かぶ高瀬川沿いをしばし散策


「デイゴの花」ではフラが彩を添えました

大阪市西区/5th Street御礼

2022年04月04日 | カテゴリー: 山木康世

岡山から走ること、2時間少々、やがて車の洪水、のんびり走っていられない。さすが浪花、何はともあれ大阪大都市に到着。
基本ギブソンB25とテリーズテリー還暦YAMAKIモデルでツアーをこなしてきたが、ここにきてテリーが良い味を出している。すでに12年近く経て木が乾いたのか何とも言えぬ音を出し始めている。時間がかかるのであるな。
宿泊先近くの楽器屋に足を運ぶ。ここは確かMIKI楽器。スライドバーとサムピックを所望。人間の指の長さや太さは千差万別、ちょうど手ごろなものがなかった。しかしここでピッタリの太さのガラス製のものが手に入った。心が軽くなったよ。と思って店を出たらIKEBE楽器だったよ。まぁ良いか、ちょっと勘違いの20分だった。
5Thは前回お店のマーチンが弾きたくて借りてLiveったなぁとあの日を思い出す。そして今回は楽屋代わりに使っていた3階が会場だった。
すでにカメラが数台、音響もしっかり準備されていた。有難いものである。
このビルも年代物でがっちりした鉄筋コンクリート製である。4階の屋上の人工芝から街並みをしばし楽しむ。日差しが雲間から入ってきて春風が心地よい。
今日もいろんな所からお客さんが来てくださって有難い。お忙しい中誠にありがとうございました。
明日は最終日京都へ向かいます。

「あったかい春」大阪バージョンからスタートしました

岡山市/岡山禁酒会館 2Fホール御礼

2022年04月01日 | カテゴリー: 山木康世

お陰様で良い天気でした。
「禁酒会館」は木造3階建て、大正時代の実に趣のある建物でございました。
下のレストランには海軍カレーが食べらたのですが、残念木曜は休みということでした。全国の海上自衛隊が毎週金曜日のメニューということで有名な海軍カレー。
少しくたびれた感じの階段を、少しくたびれたシンガーソング&ライターが上ると左手に扉があり広間のような会議室が広がっておりました。市電が時折音を立てて通過します。救急車もピーポーと急ぎます。
ここはなんでも性欲と食欲を抑えるために禁酒をしようということで建てられた記念の建物とのこと。
良い時間を皆さんと過ごすことができまして有難く且つ幸福でした。
またお会いしましょう。
今日は大阪へ移動です。昨日のはっきりしない天気の挽回とばかりの良い天気の下、遠く山桜の咲き誇る山陽道をひた走り、いざ浪花へと歩を進めます。明日は5thstreetから配信いたす所存です。

大正12年築の歴史的建物です

禁酒会館の隣には岡山城西の丸西手櫓が見えます

兵庫県姫路市カリカリちゃん御礼

2022年03月31日 | カテゴリー: 山木康世

姫路駅北口を降りると真正面に姫路城が見事な姿を見せている。白鷺城とも呼ばれるお城は世界の名城である。周りにはまだ8分咲きの桜が彩を添えている。
駅前アーケード内のジージーのバーバーへ出向いて懸案の散髪を行った。60歳以上200円引きということであったが、そのまま内緒で出てきた。わざわざ申し出るほどのことではない。
そういえば昨日の境港からの中国自動車道移動の際、蒜山ヒルゼン高原に立ち寄った。遠方に見事な残雪の大山がサヨーナラ。蒜山焼きそばは一時B級グルメに選ばれていたなぁ。そこの名物が何とジンギスカンときたもんで、さっそくいただいた。1年ぶりの羊のお味は個性のメーメー。やがて揖保川イボガワにさしかかる。ご存じ揖保ソーメンである。この美味しい茹で方を教わった。1分茹で上げたら火を止めて蓋をして5分待つ。そうすると美味しいソーメンが出来上がるという。帰ったらやってみよう。飲食店でソーメンを食べさせてくれるところは意外と少ない。
カリカリちゃんの女性スタッフ連は良い感じで接してくれてうれしい。程よい弾き語りスペースは集中できてオタマジャクシが姫路の夜を泳ぎ回っていた。
お忙しい中、本当に遠くからご来場のお客様、誠にありがとうございました。
今日はお隣の岡山県岡山市へ出向きます。なんとカリカリちゃんと同じくらいインパクトの強い禁酒会館でのLivelibrary。
余すところ大阪・京都となった関西12日ツアー、満身創痍のトヨタもつつがなく快調です。
さぁ明日からは4月だ。
みなさんお待ち申し上げております。お気をつけてお越しくださいでYasu。

手拍子足拍子、盛り上がりました


ライトアップされた白鷺城

鳥取県境港市/夢みなとシアター御礼

2022年03月29日 | カテゴリー: 山木康世

大変申し訳ないのですが境港市が、ここは島根県なのかはたまた鳥取県なのか、何人の人が正確に答えることができるだろうか。北海道の人にはまず無理と思ってしまう。まず鳥と島の感じが似ていることも関係している。
僕はこの日本海沿いの街々が気に入っていて好きである。すぐ向こうはお隣朝鮮である。そしてアジア大陸へとつながっている。モンゴル、中国、シルクロード、ヨーロッパへと。もっともっと仲良しであっても良いのになぁ。その昔には船による人の交流が盛んに行われていて文化もたくさん交流していたはずだ。妙な主義主張が横行して普通の人の交流が行われないのは有限な時間を生きている我々にはもったいなく大きな損失であるな。
夢みなとタワーは独特な個性のあるタワーで一度目にすると忘れることのできない建物である。海の向こうはアジア大陸。春風が心地よい。
戦争などしている暇はない。破壊破壊破壊、そして無残な罪のない大勢の死を一気に招く戦争に未来などあるはずがない。早くの終結を大いに望む。
西日本ツアー、24日に東京を出て早いもので中日なる。歌の持つ力を信じて明日は姫路へと2時間半の歩を進める。
みなさんお忙しい中ありがとうございました。カリカリちゃんで待ってるよ!

スポットライトに「山木丸」が映えます


ガラス張りの夢みなとタワー。ガラスの向こうに大山を眺望する


移動の途中で立ち寄ったアートな空間

島根県出雲市/木綿街道交流館御礼

2022年03月28日 | カテゴリー: 山木康世

大山だ!津山より走ること1時間見事な山が顔を見せた。久しぶりの雪の大山。日本の名山、それも今時の残雪の大山は一人で見るには本当にもったいないほどの雄姿を見せてくれた。見る角度によってこれほど姿を変える山は珍しい。同じ山とは思えない姿を見せている。しばし見とれながら2時間少々で出雲に到着。空は雲一つない弥生の空である。やがて彼方に海が見えてきた。
木綿街道交流館は2度目の訪問。去年はコロナでやむなく中止、長く待ちわびた出雲である。玄関には「風来坊」の3人を含むスタッフ連がお出迎え、荷物を運んでくれる。大助かりである。すでに会場のセットも終えてお客様を待つ。
かわいい真っ白い木綿の木が数本風になびいている。木綿の持っている肌さわりは実に心地いい。木製のフォークギターにも似ているところがあるな。
一つ発見があった。ここら辺りでは節句が一月ほど遅れて行われる。桃の節句は4月、端午の節句は6月というところ。そこで1曲目「端午の節句」を歌ってみた。テリーズテリーが良い味を出した日である。還暦以来、12年の月日は長い時間をかけて名器になっている。
お忙しい中みなさん誠にありがとうございました。歌いきって本望の日でした。
地図を見るとここまで来たなという感じの出雲の国、神様のお住まいになる古い静かな出雲の国は居心地の良い日本のふるさとという趣を持っている。
またみなさんお会いしましょう、元気が一番です。

天井からは大きな吊るし雛が。大漁旗とともにステージに彩を与えます


風来坊の3人とアンコールで2曲。大きな花束も頂戴しました!


会場内から外を眺める


「木綿街道」のおいしいランチ

岡山県津山市/Live&Dining bar Talumache Arrow (タルマッシュアロー) 御礼

2022年03月27日 | カテゴリー: 山木康世

あいにくの雨がそぼ降る津山です。市内を流れる吉井川がゆったりと流れている。津山城の桜もまだという。本来は今日から桜祭りの津山城。
「タルマッシュアロー」は2回目のLivelibrary。以前は「樽」と「矢」がキーワードという店名であったような記憶があるが、今回もマスターについぞ聞く機会を逃してしまった。
楽屋には「YAMAHA」と「モーリス」のDタイプのフォークギターにしっかりと弦が張られていて普段使われていて現役バリバリだな感じた。
今回は「今」をテーマにLiveした。「今」の連続で未来がある。良い未来を夢見たいのなら、良い今を生き続ければ輝いた時の運び方になり、良い自分が、輝いた未来の自分がいることになる。過去は結果ということで、僕の過去はテープの巻き戻しなどという言い方で言うことが許されるのなら、良い今を巻き戻すと良い過去であったということが言える。24歳「ふきのとう」から始めた音楽生活。何もこの歳まで続けようなどという大きな抱負も希望も展望もなかった。成り行きでここまで来ただけである。
一つだけ言えることがある。自分にとって自分を鼓舞してくれる、発奮させてくれる詩を、メロディーのメモを取り続けることが僕を生き生きとさせてくれることであるという一つの信念は変わらずにあった。今も今を記録してくれるテレコは欠かさずに旅にも持ち歩いている。
お忙しい中、雨の中皆さま誠にありがとうございました。西日本ツアーつつがなく始まりました。今日は日本海の町、出雲へ出雲街道をひた走ります。
あーあ夜明けが近い。

中野区新井薬師前中野シアターかざあな御礼

2022年03月23日 | カテゴリー: 山木康世

あーパスワード
春分の日の穏やかさとは一変、朝起きて外を見ると雨交じりの寒い街。やがて雨は雪に変わって冬に逆戻り。なんと38年ぶりというから恐れ入ったものである。
ストックヤードの日の奇跡に近いような晴れ間を本当に幸運と改めて感じ入ってしまう。今日だったらすべておしまいであった。雨による中止は決定的であったに違いない。雲の流れる春分の日の青空は天からの贈り物、祝福であったのだなぁ。
そして「かざあな」における勘違いの番号違いのパスワード事件勃発。
パスワード流行りである。基本的に僕の性に合わないパスワードの世界。他人の物を盗み取ったり、無断で人の心を盗み読み取ったりする行為自体を卑しい行為とする。僕は絶対にしない。この道徳心は親や回りが教えてくれたものだろう。
日本はかつては良い国だった。住みやすい安全な国だった。いつからか自らを守る、守らなければならない国になってしまった。隙あらばいつ何時置き引きされる油断のならない国になった。
パソコンもスマホも銀行もパスワードで始まる。そのうち多すぎて忘れてしまい、思い出して再開するまで多くの時間を費やす事態も発生する。その昔、高価な音楽ソフトを入手した。やがてパスワード問題が発生、ついぞあきらめてしまった経緯があった。
今回の「かざあなlovely」は出だしでパソコンを開きパスワードを要求され、てっきりいつもの番号を入力したつもりが何度やっても「違います、違います。」おふざけじゃないよ。随分とお客さんに迷惑をかけてしまった。そしてはたと気が付いた。番号の勘違い、例えば1234だったとする。それを1243と何回も打ち続けて徒労の時間を費やし迷惑に及んだのである。この勘違いに気が付いたときは我ながら目からうろこ状態、背中の重たい荷物が下ろせた瞬間だった!タクシーでほかのパソコンを事務所から取ってくるというアイデアも示唆された。しかしあきらめなかった。歳のせいとは言わせない。
この教訓を大事に反省して二度とないように努めよう。
もうこのパソコンは信じない、帰りにはゴミ箱に捨てて二度と使うまい。などと毒づいた自分を恥じよう。どうぞ笑ってやってください。まだまだ初心者、兜の尾を締めなおそう。
お寒い中、狭い階段を降りて上ってくださった皆さま、誠にありがとうございました。
帰りの夜空には月さえ涼しげな顔で何事もなかったかのように煌々と照っておりました。

八王子市/ストックヤード御礼

2022年03月22日 | カテゴリー: 山木康世

今が盛りの白い木蓮の並木道を走ること数分、八王子市上柚木野猿街道辺りには初めて足を踏み入れた。
緑あふれる良いところだ、その昔にはサルたちが遊びまわって暖かくなった春にキャッキャッ歌っていたに違いない。時折カラスがカァカァ、スズメが、メジロがチュンチュン。
ストックヤード看板を目印に大勢の皆さんが足を運んでくださった。心配のお天気もまずまず、本番には大勢の天人様たちが雲に乗って、青空の隙間からコッツウォルズストーン、アンティーク煉瓦、フランス瓦、花々で彩られたステージに遊びに来て耳を澄まして、一緒に歌っていたに違いない。
ライブ後には沖縄そばを小腹の空いた皆さんとともにいただいた。
今までの我がギターたちもそよ風の中で虫干し状態、気持ちよさそうだった。本来そこで売られてゆくはずのギターたち、困ったもんだ捨てられない、売られない性分のご主人様の前もっての他人知らずの思惑通り、少しホコリのたまった元のさやに夕刻には収まって暗闇の世界へ戻っていった。
3年に及ぶコロナ騒動、物騒な地震や噴火や遠いヨーロッパでの時代遅れの戦争のあてにならない過多の情報の洪水をしばし忘れて、夢のような良い時間を皆さんと共有できて幸福、幸運だった。
また元気でお会いしよう。それが一番だ。何よりも代えがたい宝物の命の健全さ。
少し弱っている身心にビタミンYYの音楽はきっと効いてくるはずだ。でなければここまで僕自身も生きてこられなかったもの。

今日は地元も地元、新井薬師のホームの狭い階段を下りての「かざあな」で自分の世界に埋没、没頭する22日のLivelovelyの日だ。
お暇なら遊びに来てちょーだい、心よりお待ち申し上げまするでYasu。

20本近くのギターを展示。「売りたいけど売りたくないような・・・」


展示物は書から衣装、懐かしいカリンバも


ステンドグラスがきれいでした。松原工業の松原社長、お世話になりました

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