となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

ノーベル文学賞

2016年12月11日 | カテゴリー: 山木康世

昨夜ボブ・ディランの番組を楽しみに寒風のなか自転車で急いで帰宅した。
楽しみは50点に終わった。もう少し期待していたが、少し目を引いたのはレコーディング時の自筆の詩の時間だけだった。ナビゲータなのか誰なのか俳優のOJがあざとさを増した。なんか薄っぺらい番組だったな。本当に知らない人が作るとああなるのね。僕もそれほど知らないが、中学生のころベンチャーズが出てきてディランが出てきた。それからビートルズだった。
今日は代理のパティ・スミス氏が授賞式に出るという。当の本人はますます神がかり的に雲の向こうで欠伸をして鼻くそでもほじっているのかもしれない。
現代情報時代に生きるヤングマンには、僕が成宮とは誰ぞと思うようにどうでもよく、ほとんど関心のない話でもあるだろうなと風に吹かれている。

3億円事件

2016年12月11日 | カテゴリー: 山木康世

1968年今日は3億円強奪事件が東京は府中で起こった翌日、日本中が大騒ぎだったな。僕は18歳、高校3年の12月。3億円がとてつもない金額に思えた。今でも高額だが、当時ほどの圧倒的な力はなくなったように見える。それでも一日10万円毎日使って月300万円、年3600万円、10年3億6千万円、8年間ほど毎日10万円使える額なのだな。
2兆円、3兆円がさらに20兆円が普通のように語られる現代。ちなみに1兆円は1億円の1万倍。先ほどの計算で行くと、何年寝て暮らせるのだ?あー頭が痛くなってきた。
今日は小室 等氏のTV番組「新音楽夜話」収録に行ってくる。緊張と興奮の長い一日だー。
みなさん、より良き日曜日を!

JOHN LENNON

2016年12月08日 | カテゴリー: 山木康世

1980年東京は信濃町にあるSONYスタジオで「野良犬HOBOの歌」を録音中、誰かが慌ただしくスタジオに入ってきた。
「JOHN LENNONが殺された。今テレビで臨時ニュースをしている!」
僕たちはロビーにあった大型のテレビの前へ走って行った。
ニューヨーク自宅前で射殺されたという臨時ニュースをアナウンサーは淡々と何度も読み上げていたが、僕はといえば驚き虚しく何とも言えない悲しさと寂しさでいっぱいになって泣きたくなっていた。
あのたった一発の鉛の弾が世界の貴重な才能をなくしてしまった。もう二度とJOHN LENNON発信の歌にお目にかかれなくなった。馬鹿なアメリカ人もいるもんだ。
30才の今日、JOHN LENNONは39才で他界した。

千島列島波高し

2016年12月07日 | カテゴリー: 山木康世

今から75年前の千島列島単冠(ヒトカップ)は暗闇の中大忙しだったはずだ。

空母6隻、戦艦ら20隻余りの連合艦隊の殴りこみ前の北洋はどんな空気だったのだろう。アメリカへの殴りこみである。360機からなる大編隊は東に登る朝日を目指して一路ハワイ真珠湾へ。国の前途を絶たれた我が国はアメリカへ、東南アジアへ活路を求めて戦いを始めた。真っ暗闇の中、エンジンは唸りを上げ始める。乗り込んだ若獅子は血気盛ん、キリリと鉢巻を締め忠勇の元、今や飛び立つ寸前である。

明日の未明、日本はアメリカに宣戦布告をした。しかし通告はアメリカに届いておらずだまし討という不名誉な形で後々語り種となってしまった。しかしアメリカは事前に予想していて、湾内にはオンボロ艦を置いていて、先鋭部隊は外洋に避難させていたとも言われる。まんまと罠にハマったのかもしれない。国民は誰ひとりとして、波高い極寒の北洋でそのような準備が着々となされているとは思ってもみず、いつもの夜のように過ごしていた。

あれから75年、穏やかな夜である。窓の外、走る西武電車の音がする。

星は天から大地へ降り注ぐ

2016年12月05日 | カテゴリー: 山木康世

埼玉県皆野町ホンキートンク乾杯!

今年2回目のホンキートンク。いつものライブの主旨とは少し違った異色の夜会でしたね。

なんだかなぁ、恩師を囲んでの同窓会って、呼ばれた先生はこんな感じかなぁと思いましたよ。何とも暖かい空気が寒空の中に漂っておりました。

長いことやっていると、種を蒔いてきた音楽に花が咲いて、実が成って、収穫、こんなことができる幸福が待っているとは、さらなる心の進歩でしたね。

「星は天から大地」歌ってくれて有難うございましたとお帰りになられた20代のお客さんの笑顔が素敵でした。一緒に来られたお父さん、お母さん、ご家族にも乾杯です!

最後に繁田さん、鈴木さん、参加者のみなさん、誠にありがとうございました。

ホンキートンク本気

2016年12月04日 | カテゴリー: 山木康世

栄えあるホンキートンク山木ナイト。

皆野町へ向けて出立。天気もまぁまぁ穏やか也。

秩父関連の歌も用意した。

今回の実施に向けご尽力のMr.繁田氏へ感謝。

オーナーの鈴木氏へもサンキューベリーマッチ。

Have A Niceday!

さぁ行ってこようっと。

皆野町ホンキートンク

2016年12月03日 | カテゴリー: 山木康世

早いもので師走になりました。お坊さんが馳せ走るほどの月となりました。

明日は埼玉県皆野町へ駆けつけます。

溜飲

2016年11月29日 | カテゴリー: 山木康世

今日のメルマガ「7G」は、とどのつまり溜飲を下げるのが目的だったのだ。

他人に聞いてもらっただけで胸がスカッと爽やかコカコーラ。

これって意外とおおい気がする。

あまり考え込まないで気楽に行こう。

NHK紅白歌合戦

2016年11月28日 | カテゴリー: 山木康世

子供のころ、見たくて見たくて、見られなく欄間の上のNationalラジオにかじりついていた雪の中の美原の大晦日を思い出す。アナウンサーは繰り広げられている歌合戦を実況中継、東京の華やかな世界へ誘ってくれる。

やがてテレビが我が家に来て何年かは待ちわび楽しんだ。やがてマンネリに飽きて見なくなった。やがて訳の分からない歌合戦に突入。まったく関心がなくなった。それでも新聞や報道で師走の風物詩として流れ続けている。

そりゃそうだ、何十年も同じようにやれる方がむしろ不思議と言うもんだ。時代も人も変わってるのだ。NHKの性格上、国民投票で決めたりしても面白いかも。選考委員などが幅を利かせていた時代は、もうとっくに海の藻屑の中へ、宇宙の果てにまで行ってしまい終焉したのかもしれない。

ちなみに「ふきのとう」も、デビューのころこどもの日の「ヤング紅白歌合戦」に「白い冬」で出場したことがあるのだよ。ジャジャジャーン!!

虎丸座夜想曲

2016年11月27日 | カテゴリー: 山木康世

昨夜の江ノ島はいつになく幻想的、ノクターンの調べを2時間半に渡って繰り広げた。もう会うこともなくなった昔の人が大勢、夜に遊んでいた。
やぁ相変わらず歌っているね。良いギターの調べだ。僕たちはいつも空の彼方から君を見ているよ。君の音楽を聞いているよ。
いつまでもいつまでも眺めていたい夜の太平洋にポッカリ浮かんだ江ノ島は異次元へ、富士山や大島の見える昼間とはまた違った表情だ。
フォークソングノクターン、体の中に何かが居着いたようで街の名医が何人寄ってたかったって敵わない病に取り付かれたようだ。布団を頭までスッポリ被って寝ていることにしよう。

今度はステージの位置を江ノ島をバックに、明かりをすべて消してほのかなキャンドルの明かりのもと歌ってみるのも悪くないね。さらに幻想的な冬の調べになるかもしれないね。

みなさんどうもありがとー。

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