那覇市桜坂劇場御礼
2022年12月10日 | カテゴリー: 山木康世
約3年ぶりの沖縄。残念だったのは、雨に見舞われたことだが沖縄での雨は日常茶飯事、それほど問題ではないが、よほど雨女が沖縄を取り巻いていたのだろう。
会場である桜坂劇場は、元映画館ということもあって非常に良好な会場である。座席も程よくクッションが効いていて、お客さんも長時間疲れないだろう。
今日のハイライトは、やはりフラダンスとの共演。糸満の ダンサーさんは華やかな飾りをつけて舞台に登場。これだけでも地味な1時間の弾き語りステージを一気に変えたことだろう。約3年の ブランクにも関わらず「ここは沖縄」を見事にフラしてくれた。 2時間を超す桜坂劇場は少し大人しめの歌が多かったような気もしますが、93年に手に入れた世界に1本のテリー?よく歌って伴走してくれた。
最後は「冬銀河」で終了。「夏の夜には 君をしのんで」からのヤマキ ワールド、いかがだったでしょうか? 楽しんでくれたでしょうか。
またお会いしたいと思います。皆さん、お忙しいなか誠にありがとうございました。
今日はいい天気だ。 中部へ歩を進める。
閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
2022年12月08日 | カテゴリー: 山木康世
いつの間に知らぬ間に天の運行は冬の調べに。
しかし寒さだけを言うと北半球のみ、南半球は夏の陽気だ。
今どきは大雪(たいせつ)そして更に閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
自転車の把手を持つ手が冷たくなり、水道の水が手指を切るほどの冷たさと徐々に日ごと増し洗濯物も辛くなる季節である。
真珠湾に活路を求めて攻撃を行ったのは昭和16年の今日の日の話、その9年後に我は生まれたわけであるのでそれほど昔の話ではない。
今年はいつになく暖かい日が多く、1月2月の寒波が懸念される。その前に幸運な月日の運びを頼りにつつがない音楽人生航路を願って実に3年待った沖縄へと海を渡ってくる。
♪日本も広い国だね ここは沖縄♪
日本国土の宝、南の豊かな国は人も陽気も暖かい。最低気温が15度を下ることがないと言われる沖縄は実に心身に良い島である。
東上野あじゃらか御礼
2022年12月04日 | カテゴリー: 山木康世
更なる未知の新境地開拓という気分である。
今まで過去に両国亭という日本の演芸場、ジャパニーズライブハウスに足を踏み入れてきたが、なんともこじんまりした道楽の人々の集まる演芸場があじゃらかであった。
会場に入ると赤い布で包まれた高座が目に入る。上には分厚い座布団がご主人様を待っている。右手の壁には道楽者の名前が一覧で記されている。みんな凝った名前である。道楽者に共通の本人ご自慢の由緒あるお名前である。
お囃子の調べに乗って登壇と相成った。昔から憧れの和太鼓お囃子横笛の調べには日本人の血を感じる。すでに楽屋で準備万端。良い心持で舞台へ。そこで繰り広げられる世界は、約半世紀に及び築き上げてきたヤマキワールドである。なぜか油物を多く食したわけでもないのに、舌がよく回り、脳の回転が心地よい。お客様に用意された椅子は天下一品である。ああ今日はお客になって見上げてみたいと本気で思った。趣味が高じて道楽になった者の今がここにある。我は日本の表現者である。いただいたあじゃらか様の日本手ぬぐいを首に巻いて今日一日を思い起こしている。
夜になると東京の空にキラキラと冬の星々が光っていた。良い一日だったなぁ。みなさんお忙しい中、そうでもない中、遠くからの方そうでもない方、誠にありがとうございました。
もういくつ寝ると待望の沖縄が待っている。
沖縄公演にご来場の親愛なる紳士淑女の皆様へ
2022年12月04日 | カテゴリー: 山木康世
来る12月9日10日11日と那覇、名護、うるまと奇跡の沖縄へ行くことのできる喜びをかみしめております。
そこで提案なのですが、ふきのとう以来の沖縄における皆様の思い出話、エピソードなどをメール等で聞かせてもらえましたら100%応えることができるとは限りませんが会場で披露、双方のつながりで盛り上がりを更に期待したい思う次第です。
コロナ以来実に3年ぶりの沖縄をかみしめて充実の沖縄公演にしたいと夢見ての思いです。
今後何回沖縄に行けるか分かりませんが、大切な出会い、再会にしたいと思いますのでぜひよろしくお願いいたします。
メールは yamakudan@yamaki-club.com までお待ちしております。
アジャラカモクレンテケレッツノパー
2022年12月02日 | カテゴリー: 山木康世
根掘り葉掘りの日本スペインゴールと配信サービス。
明け方未明、やばいと思い寝床をがバッと起きる。
付けっ放しのテレビから今まさに青のユニフォームの日本人選手がゴールをしたようだ。ビデオだと思った。しかし今まさになのであった。その後日本が逆転、それもミリ単位のキックでゴール。時計を見たら5時半ほどである。午前4時キックオフだったので、1時間半経過している。45分前半を終えて後半少しの時間を残して試合が終わりそうだ、が見たところより試合は過熱ひっ迫、日本の同点、逆転、勝利と一番オモロイところで目を覚ましたことが判明、奇跡のようで信じられなかった。その後根掘り葉掘り試合がビデオされる。
先日のlivelibrary配信はまだまだ根掘り葉掘り見ることが出来る。自分で言うのも恥ずかしいが、お客さんリクエストで構成された濃密な内容に大満足だった。僕の作ってきた歌とお客さんの心の寄り添い、理解に長い時間築き上げてきた絆のようなものを感じて嬉しくもあり感謝もありの配信だった。今からでも遅くはない。「まだ間に合う」。この歌も入っている。評判の高い「キューポラの街」も何度でも時間の許す限り根掘り葉掘りできる。
明日は台東区の「アジャラカ」これはそのあとにモクレンテケレッツノパーと呪文が続く。これを唱えて寝たので、これを勝利の呪文と位置づけよう。
明日は「アジャラカモクレンテケレッツノパー」死神様に会いに行く。君も会いに来てチョーだい!
なんと白クマの上に大きな茶色いクマが!
2022年11月29日 | カテゴリー: 山木康世
昨日のdiaryにて発見。
大きな枯れ葉のモミの木は茶クマだった。
頭に子クマを乗せて堂々と歩いている茶クマ発見!見えますか?
大きな目がふたつ、耳も口もある、そして青空の下両手を振って行進している。なんか歌っているようだ。オメデトーカンパーイ!
スカートをはいているようだから女の子のクマだな。
無事つつがなく1週間ツアー終えて12月に向かって発進中です。
みなさんありがとうございます。元気でよい一日を!
大阪市5th Street御礼
2022年11月28日 | カテゴリー: 山木康世
~通天閣 晩秋情景 大阪浪漫~
最終日、奈良より下道で1時間半、小春日和の冬空のもと、生駒山脈を超えて大阪へ入った。
それほど車も多くなく快適につつがなく大都会へ侵入。
大阪は何かと活況の街だ。
道頓堀のおなじみのグリコのランナー前の橋の袂には警察車両が見張っております。サッカーの試合次第では川に飛び込むファンをを抑えるための手段。何とも水を差す機動隊の出動だ。残念ながら負けたが、いい加減乱痴気騒ぎはやめてほしいもんだ。
大相撲は阿炎が平幕初優勝。彼は注目されている力士なだけに嬉しいニュースだ。
5th Streeのガラスケースに収まったマーチン、ギブソンは涙ものだ。ギター好きにはたまらない威光を放っている。以前マーチンをお借りしてライブを行ったが、すべてマーチンの音だったなぁ。
そんなこんなを思い出しながらリクエストに応えての2時間半、本編ラストの「蜆の唄」では急遽歌詞を増やして大盛りあがりだった。自分だけかもしれん。アンコールでは「キューポラの街」を歌唱指導、場内に歌声が響き渡った。
皆様まことにありがとうございました。またお会いしましょう!東京へ帰る。
奈良市奈良・ビバリーヒルズ御礼
2022年11月27日 | カテゴリー: 山木康世
コロナ明け、最高の紅葉の季節ということで街に大勢の人が溢れかえっていた。車も渋滞ということで隣町に泊まって電車で出かけた。
いつもの見慣れた奈良駅広場には噴水が、そして大仏建立の立役者の行基さんがまんじりともせずお立ちになっている。
~柿の実や 晩秋情景 奈良浪漫~
続いている小春日和の土曜の奈良は、人が多くても何とも落ち着く今昔の都を感じてビバリーヒルズに向かう足取りも軽い。
坂口マスター自らフラッグを取り付けてくれる。今日は配信もあるのでカメラワークも考えながらのリハーサルである。音響は馴染みの安心の安定音響なので、ことさら言うこともない。
そこにお集まりの皆様の心はもう手にとるように分かる。だてに48年やってきたわけではない。ぶれることなくやってきた両者の絆だと自負している。
お忙しい中大勢の皆様、誠にありがとうございました。
今日はツアー最終日、文句のない冬晴れ、小春日和、大阪へ歩を進める。
春日井Cafeカレドニア御礼
2022年11月25日 | カテゴリー: 山木康世
もう何度になるのだろう。マスター平手氏とお会いした日のことをよーく覚えている。名古屋得三でのライブ後「春日井で喫茶店をやってます。よかったら来てみてください」なんちゃらこんちゃらが挨拶だったような。
あれから何度春日井へお邪魔したことか。その昔ふきのとうデビュー時、名古屋のSONY営業所におられたという絆を感じて今も続いている。木造りのアイリッシュ音楽大好きマスターの癒やしの場を訪れるようになって数年。まるで宇宙人とお会いしたような良い出会いはあるもんです。
リハ中1人の男性が訪ねてこられた。「いやー!江口さんじゃないですか!」江口さんは小脳に異常をきたし、今ではギターが弾けずウクレレを弾いて、教室を春日井でも行っているとのこと。昔ふきのとうの楽屋で名古屋のボス笈川さんに紹介された。「名古屋のフォーク代表江口さんです」笈川さんはとてもお元気のことのようでした。坂上氏の話や斉藤哲夫氏、今は亡き田代氏の話などに花が咲いて、涙モノの再会でした。
本番は大勢の方たちが聞きに来てくださった。お歳が近いような人が多い気がして、自然体で2時間完全燃焼。
そしてもう一つ、さりーさんの二胡との共演。まるで女性の声のような中国のバイオリンと呼ばれる二胡は素朴で哀愁があって、もう何度目になるのかさりーさんは大事な音楽仲間だ。
北海道から、東京から、大阪から、もちろんお初の地元のお客様と共に2時間を超す夕刻は穏やかに過ぎていきました。夜空の雲の隙間から星がチラチラ、明日も晴れだぞー!皆様、ありがとうございました!
豊橋アバンティ御礼
2022年11月24日 | カテゴリー: 山木康世
二川宿本陣跡を見に行った。
江戸時代の参勤交代における時代の大人たちは将軍に対しての態度をお金と人間の労力を多大にかけて示さなければならなかった。服従しなければ取り潰しにあって、時には戦争になる。その事態を避けるために大人は努力したわけだ。
人の上に人を作らずと言った偉い人がおったが、そうはいかない世の中。多くなればなるほどそれぞれの言い分が違ってくる。それをお上は如何にうまく抑え込んで良い世の中を作ってゆくか。
ロシアとウクライナの戦争はいつ終わるのか。この寒さの冬が決着をつけてくれるのか。人が建物が街がどんどん壊されてゆく中、お上は如何なる決断をするのか。大統領の半袖Tシャツでの演説は寒さの冬を凌ぐことはできるのか。もちろん広大な土地と資源のお上のほうに分がある。しかし世界は注視している。値上げラッシュという影響も出ていて、2国間だけの紛争ではない。という時代である。どちらかが平和交渉のための考えを示せば、どれほどの人間が胸をなでおろし安らかな夜を迎えることができるのか。お上は選挙で選ばれたトップだけの話である。国民が主人なのである。国からの支援金なども元を正せば血税のお返しというだけの話である。
そんなこんなでウズラの卵の皮を向き塩で頬張って楽屋をあとにした。
リクエスト中心で構成された勤労感謝の日LiveLibrary~東海道 二川宿で 秋の陣~誠にありがたき夕刻の時間を過ごすことができました。
皆様誠にありがとうございました。
昨日の晴れないモヤモヤ天気とはうってかわって冬晴れの中、春日井カフェカレドニアへ一路歩を進めます。