となりの電話 山木康世 オフィシャルサイト

群馬県前橋市/音処きしん御礼

2023年05月01日 | カテゴリー: 山木康世

牛久より外環道→関越道で前橋へ向かう。昨夜来の大雨はどうやらピークを過ぎたようで、空の一角が明るくなっている。これは止むな。予感通り徐々に雨は上がり、関越に侵入の頃は青空も見え始めていた。GWで予想されていた渋滞もゼロで心地の良い4月最後の日のきしんにおけるLiveLibrary。今日は生配信もある。気張っていこう。
前橋は大変お世話になった元マネージャー今は亡き近藤の奥さんの故郷と覚えている。カカア天下とカラッカゼ。関東平野の山沿いに広がる群馬県は真夏になると真っ赤っ赤ーの猛暑、炎熱地獄の様相を呈する県である。何もお陽さまのたまり場だけではなく、東京からの車、家庭のエアコンなどの放射熱が海風に運ばれてこの県に落下、猛暑となると聞いたことがある。東京湾からの海風の影響は意外と大きいらしく、江戸時代には天然の涼風が吹いて涼しくもあったという。東京湾の海の幸ももっともっと活用されてもいいほど大きな湾である。江戸前寿司などという言葉で残っているが、これは江戸の海で採れた幸を握った寿司。
音処きしんには何度足を運んだことだろう。店の前に広がる大きな駐車スペースに何とも安堵感を感じて足を運んできた。前回からコロナ禍をチャンスに変えようと配信を始めた。それもいつも調理場の奥で働いていた奥さんが一手に引き受けて始めたというから驚き桃の木ヤマキ。すっかり板についたようで安心して2度めの配信となった。今までほとんど知識経験のなかった奥さんがしっかりと配信している姿は頼もしくもある。有限な時間を有意義に過ごす。男も女も関係ない。自分自身のやる気次第でこの世は明るく開けてゆく。黙っていては何も始まらず時間だけがドンドン過ぎてゆく。
お忙しい中こっちの世界、あっちの世界でご参加いただいた皆様、及び関係者スタッフの皆様、誠にありがとうございました。お陰様で50周年記念エレボコ(エレキウクレレ)もだいぶこなれてまいりました。記念Tシャツも感じよく提供させていただきました。
中之条風来坊のみんな、元気かーい。
また健やかで元気にお会いしましょうぞ。

札幌コンサートのポスターを背後に


大きな手拍子ありがとうございました

茨城県牛久市/エスカードスタジオ御礼

2023年04月30日 | カテゴリー: 山木康世

ゴールデンウイーク始まりの29日。昔は昭和天皇誕生日で祝日。今は昭和の日。
見覚えのある駅前風景。横に隣接する駐車場。そして大きなビルへ向かう一方通行のバス通り、自動ドアをくぐってビルの中へ、節電対策ということで少々暗めのショッピングセンターが見える。エレベーターで4階へ。目指す会場である。駅前風景は記憶にあるが、会場はここにきても鮮明に思い出せない。
「古希の会場にここの大ホールを考えてもいいよね」「でも少し遠いかな」この会話で思い出した。ということは69歳の年、4年ほど前にうかがったことになる。会場の記憶はハッキリしていないのだが、会話で蘇ってきた前回の牛久でのLIVE。青空のもと見晴らしの良い牛久駅前風景が見える。もうすぐ5月五月晴れにふさわしい今日である。
端午の節句。鯉のぼりが泳ぎ始める。残雪の美原にも春はもうそこまで来ている。

♫五月晴れの空の下 泳ぐ鯉のぼり 緋鯉真鯉吹き流し 端午の節句♫

30歳の頃ふきのとうをそろそろ整理して地に足の着いた職業に付いてもいいかなと考えて札幌に戻った。それからふきのとうを12年続けた。途中で昭和天皇がご崩御。平成の世。上京してやや37年にもなろうとしているが実感が湧いてこない。42歳でふきのとう解散。あれから30年の月日が流れた。30回鯉のぼりが青空を舞い踊ったわけだ。ふきのとうから数えると実に50回ほど泳いだ計算だ。
今でも五月晴れの下、飄々と軽々と泳ぎ続けているだろうか。家族の6匹の鯉は2匹いなくなった。残る4匹の一番下で泳いでいた鯉は今日は牛久の空を泳いでいる。
大切な時間を費やして過ごしたふきのとうをないがしろにしてはなるまい。今の自分との折合いをつけての2時間。
良い時間だった。おとなりの大ホールでは映画「USHIKU」の上映会。満員御礼という盛況ぶりだ。昨今世界のUSHIKUになっているという。
ホテルの外はあいにく雨模様だが心は五月晴れで前橋へ向かって鯉のぼりを翻らせる。

嗚呼!羊蹄山 美原 ついでに留寿都 喜茂別

2023年04月26日 | カテゴリー: 山木康世

五月晴れの空の下 泳ぐ鯉のぼり

高い空を飛んでる雲雀 ごきげんいかが空のまん中

昨日故郷へ帰る夢を見た 小学校のグランドを一人眺めていた

母さんのまな板の音で目が覚める

思い出いっぱいの美原 羊蹄山は日本一

桜守隊長 いつもいつもどうもありがとう!
平成15年に皆で植えた山桜 まだまだガンバレー

みなさーん 会報届きましたか?

122号会報発送完了

2023年04月25日 | カテゴリー: 山木康世

1日早いですが、渾身の122号会報をつつがなく発送いたしました。
夕刻の6時45分最終ありとポストには書いてありました。余裕で間に合いましたので、早い方には今日中に届くかもしれませんね。
皆様のご健康と心の平穏を祈っております。
今頃郵便トラックは幸福の便りを乗せて全国各地へ向かって疾走しております。

練馬区江古田マーキー御礼

2023年04月24日 | カテゴリー: 山木康世

ゴールデンウイーク間近の、実に穏やかな四月の東京、角田順ことスミジュンとの3回目のお手合わせである。2月にマーキーで行われた際、綺麗な髪の青色が今回は地毛に近いような色をしている。聞くところによると週5で泳いでいるせいで色が抜け落ちている。
水泳は健康一番のスポーツと聞いている。泳がなくとも水の抵抗を受けて歩くだけでも体に良いと聞いたことがある。健康あっての幸福。加齢とともにますます重要性を増してくる。
セッションの醍醐味はブルース的楽曲のお手合わせにあるような気がする。音楽の「楽」を味わえる演奏者本意のものである。よく言われるノリがよく出るブルースは悪魔的魅力を持っている。
この音楽観は黒人が発想発明したものだろう。ブルースはブルーである。憂鬱な日頃の鬱憤を晴らすために音楽を興ずる。今回は2曲用意した。「タコを食いたきゃ」「フーアーユー」
いつも弾き語りで一人で2時間こなしていて、つい忘れがちな音楽の「楽」を存分に味わった。
そしてアンコール最後の「♪梅は咲いたか サクラはまだですかー♪」最高の時間だった。いつまでもいつまでも全員で歌っていたかった。筋書のないドラマの持っている力は下手なドラマを上回る。心の平和を大いに感じる愛の満ち満ちた夕刻であった。
今回は編集による配信ライブであったので、皆さんにもお裾分けできる幸運に恵まれた。
スミジュンとの中野の一献は良い余韻に浸れて実に美味かった。
みなさんお忙しい中、誠にありがとうございました。
122号会報をもうすぐお届けいたします。

新しいウクレレをお披露目


角田さんと3度目の共演

市川市サクラコートホール御礼

2023年04月17日 | カテゴリー: 山木康世

久しぶりの陽気の元、江戸川の向こう千葉県市川市へ。しかし夕方には一変、雷の鳴る始末。今年に入ってなかなかスッキリした陽気が続かない。
サクラコートの玄関へ続く道には見たことのない大きな花のサクラが咲いていた。何という名前だろう?
今日はお客様とのジャンケン大会。最初はグーとは言わないよ、せーので始めるのが僕のジャンケン。シムラケンが考えたという最初はグー。彼はコロナ騒動の発端の人物だ。彼の若すぎる死は大いに日本人を驚愕、惑わせた。彼の肺は喫煙により真っ白だったという事実。健康な人間がコロナに罹って死んだというニュースは必要以上にコロナを怖がらせたという事実を考えなければいけない。空白の3年は戻って来ない。
ジョンレノンが死んでから40年以上の月日が経つ。狂信的ファンチャップマンに殺されてから40年以上。ご存命なら80才以上になっていたはず。果たしてどのように彼は老いて老けていっただろう。若いままのジョンは未だに僕らの胸に焼き付いたままだ。
そんなこんなを思いながらジャンケンに勝ったお客様とともにサクラコートは思いのほか盛り上がって幸福だった。
122号会報作成、週末のスミジュンとのマーキー、配信もある。
50年目の音楽人生、いろいろと面白いことをやろうと心躍って時間が足りない毎日を送っている。
みなさんありがとうございました。またお会いしましょう!

鎌倉由比ヶ浜くるくる御礼

2023年04月16日 | カテゴリー: 山木康世

新緑のくるくる。何度か訪れているくるくるであるが、今回江ノ電の走るすぐ横、沿線の門をくぐるとき思わず綺麗だ。小雨の降る中、庭の緑は生き生きと息づいていて緑のトンネルをくぐって中に入るという案配だった。
時折音を立てて走る江ノ電は程良い風情を木造昭和初期モダン住宅の中の空気を和らげて一時物思いにふける。コロナも収まったようでマスクの人も少ない。3年も翻弄された世界の人は活気を取り戻し元の生活へ、なんだかみんなの会話が恵みの雨のように優しくみずみずしい。電車は走る鎌倉、由比ヶ浜、小雨はそぼ降る新緑は萌え誇っている。
テリーと新ギブソンでのくるくる。諸事情で初めて2階でのLivelibrary。木製のフォークギターは雨にもかかわらず良い音を出してくれた。特に考えたわけではないが、それぞれの歌同士の関連性が見事にマッチしていた。こんなところにも50年キャリアの筋書きのない2時間に手前味噌で悦に入って満足。まず人間は環境あっての動物だ。考える葦とはよく言ったもの。その人間同士はより良い時間、世界を目指して生き抜いている。些細なことには目くじらを立てず論争をせず、他者の喜ぶ姿を見て喜ぼう。
戦争など時代遅れ、何もプラスはない。勝者も敗者もない。建設と破壊は仕方がないにしても、自らの手で人を殺してまでの侵略などこの緑に降る雨を見ていたら起こるはずもない。
自律神経の失調は世界を破滅に導く。栄養失調は意味のない死をもたらす。
「杞憂」という言葉に心惑わされないで、豊かな恵みの雨にしばし濡れて参ろう。
みなさんお忙しい中、誠にありがとうございました。
本日は千葉県市川市妙典でジャンケン大会、どのようなサクラコートが待っているのでしょうか。心よりお待ち申し上げております。

くるくるとサクラコートホール

2023年04月13日 | カテゴリー: 山木康世

週末は神奈川県鎌倉市/garden & space くるくる、明けて日曜は千葉県市川市/サクラコートホール。

♪鎌倉くるくるは庭園がすばらしく今を盛りと花々が咲いている。築100年大正時代の古民家は、縁側があり、床の間があり、ノスタルジック満点。ここを訪れて先ず思ったのは1年は続けてみよう。四季折々の庭を眺めながらの鎌倉も悪くはない。何かと慌ただしい現代、1年はあっと言う間に過ぎて行く。ここはひとつのんびりと庭園の移り変わりとともに音楽を奏でてみよう。コロナの前の話であるので、5年も経つのであろうか。そういえば庭の向こうを江ノ電が走っている。2018年にリリースした「黄昏のビール」に入口に立つ60代の僕を見ることが出来る。
今回お越しいただいた方々と最後にみんなで記念撮影しましょう。

♪市川市妙典サクラコートは玄関へ続く道に桜の木が植えられており、いつか満開の時期に訪れてみたいもんだと思って、やはり5年は経つのだろうか。
市川市はあまり馴染みがないが、千葉の鎌倉、東の鎌倉とも称され江戸川小岩を過ぎれば市川市だ。人口50万を数え千葉県4位の過密都市だ。江戸時代には幕府の直轄地で、江戸川の渡し場が置かれた。しかしあまりにも江戸に近く宿場町にはなりえなかったという。さかのぼって鎌倉時代には日蓮宗が起こって、国指定文化財のお寺が多く残っている。
今回は僕とじゃんけん、勝ったらリクエスト1曲どうぞといこう。ちなみに僕はじゃんけんの強者、何かとブツを頂戴している過去がある、

国立市/スペースコウヨウ御礼

2023年04月10日 | カテゴリー: 山木康世

北海道では雪のニュースが来るほどの寒い一日の始まり。しかし太陽が登ると気温はグングン上昇、昼ころには汗ばむほどの快晴の日曜日。中央道を国立へ。
ナビには到着まで30分29キロと出ている。これは距離を単純に巡航速度で割って測り出したもので、都内などは倍から3倍は見ないと当てにならない。しかし今日はいつになく順調で予想時間を超える到着となった。しかし会場付近の駐車場はどこも「満」。初めての駐車場探しとなった。なにか大会などがあるのだろう。今は最大料金のある駐車場がお気に入りである。少し歩くが通常の半額以下の駐車場が待っていた。
コーヨーは人気の会場でビル内に3会場もある使いやすい相応な会場である。
久方ぶりのお客様もお見えになり、当方も少し意識しての選曲、窓の外では時折、選挙区の立候補が街宣車で今どき果たして効果があるのかしらの迷惑がなり立て。しかし事なきを得て晴れ男健在ぶりを見せることができた。
冬から春へ、早い桜も終わって新年度のスタートであるがしばし足踏み状態のお天気。今日は満点だったお天気、公演が終わって見上げた夜空にはいつもの変わらぬ星星が煌めいている。
いつもの歌たちではあるが、50年のキャリアが面白みを添えて、一風変わったLiveLibraryをお客様に助けられて続けられてている。一瞬の出来事の連続で人生が進行している。睡眠は心身ともに本当に大事な栄養素であるね。皆さんありがとうございました。またお会いしましょうぞ。

最近は3階の会場がお気に入りです

墨田区お江戸両国亭御礼

2023年04月09日 | カテゴリー: 山木康世

4回目のお江戸両国亭は勝手知ったる我が家なんです。
初めて訪れた日の胸の高鳴りをはっきり覚えていますねぇ。永谷ホールと書かれていて詳細を知らない松太郎サンはてっきり、あのお茶漬け屋さんもいいとこあんねぇと早合点、中に入ると梅ケ谷親方の銅像まで、それも2体もあるので、今度は遠藤の大相撲まで妄想は広がるばかり、お茶漬け屋さんは100%になったのよ。そしてステージを見ると、あの歌舞伎などでお馴染みの色調の和式幕があるんでないかい。これは引っ張ってみるしかないっしょ!何やら勘亭流文字が書かれているっしょ!「永谷ホール」も間違いない。しかしよく見ると永谷だ、お茶漬け屋さんは永谷園、「園」が何故かないっしょ?!ググるとやがて判明、なにも関係のない不動産屋さんの持ち物と分って勝手解釈妄想は、あのお墓のように積み上げられた高座がガラガラと壊れていったっしょ。
すでに4回目である。いろいろと飾り付けにも余念がない。
2時間を超える胡坐弾き語りは意外と股間に堪えるものがあったんだろう、終えて降りるとき少しふら付き気味の「昭和流れ者」だったっしょ。でも転倒までには流石に至らなかったしょ。1回目には感じなかった、年齢の重みを感じてしまった。やれやれの「言問橋」。
つつがなく松太郎師匠の春の公演は散る散るバス通りのサクラのように「桜雨」の中、無事終焉、拍手、良かったっしょ!
皆様お忙しい中誠にありがとうございMした。またの幸演をお待ち申し上げましてとして、晴れのお日様サンサンSundayは中央道を西進、国分寺と立川に挟まれた、国立コーヨーまでチョッコラ行って参りますぞ。

追伸 10月22日東京コンサート新宿文化センター小に決定!

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