24度75%
2016年05月21日 | カテゴリー: 山木康世
札幌に来て4日目、ずっと良い天気が続いている。
室内気温は24度湿度75%、申し訳ないほどの五月の日が続いている。8階の窓から吹き込む風は真に穏やかで、時折下を通り過ぎる車のタイヤの音が聞こえるくらい。
強烈な日差しではなく、遠方の山々にはまだ残雪がかすかに見える。真っ青な空に白い雲は4日間ない。あの赤い月の正体も、このどんよりした晴れの天気に関係あるのかもしれない。オホーツクの方では30度を超えるとか言ってたがどうかな?
夜中将平の演奏する店に行ってきた。もう7年も弾いているという。7年前と言えば還暦のコンサートをおぼろげに画策していたころだなぁ.光陰矢の如し。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。良いこと言うなぁ芭蕉さん。
築地は百台の貨客にして、行きかう魚も又胃袋の中也。お粗末。小樽築港へ行ってくる。
花柄模様のギター弾き
2016年05月20日 | カテゴリー: 山木康世
将平と初めてお手合わせをしたのであるが、向こうも苦笑いで「おじさんと一緒は今日が初めてですね」と。
花柄模様のプリント地シャツを着てきた。懐かしいシャツ柄である。俺が学生のころ流行っていた花柄である。よく着ていたなぁ。
ギターの方は想像を越える熟練度だった。どこでどう覚えたのか巧みなフレーズをいとも簡単に弾きまくる。今まで色々な人とタッグを組んだが、応用さと正確さはピカいちかもしれない。I先生にも決してひけをとっていない。
なんだか他の惑星からやってきた人間とやっているような錯覚を覚えた。隔世の感を強く覚える。ギターを弾くと言う行為に関しては、時代が半世紀近くも変わると、人種などを越えて世界は本当の意味でボーダレス、国境などなくなるのだなと強く思った。彼が60才の頃、どんな人間になっているのだろうと想像したら、自然笑いが込み上げてきた。
俺も若いころ、60才ほどの親族たちからこのような目で見られていたのかもしれない。教えてください、鬼籍のおじさん。おばさんたち。
赤い月
2016年05月19日 | カテゴリー: 山木康世
札幌の夜空は雲ひとつ無いのに星も全然見えない。
月だけが薄いオレンジ色、赤い月で輝いている。
何とも夕方に地平線に出てくる大きな月の色に似ていなくもない。
偏西風に乗って黄砂が飛来する季節ではある。
それにしてもバスを降りて見上げた月はだいぶ位置を東から西へ変えてきたがと同じ色である。
ずっとその昔お茶の間に送られてきた火星の写真の色にも似ている。
特に変わったニュースもないようなので、ちょっとした大気の具合がいつもと違うだけなのだろう。
明日は将平と初のお手合わせである。おやすみ。
北海道春到来
2016年05月18日 | カテゴリー: 山木康世
千歳に恙無く着きました。揺れもほとんどなく予定よりも少し早く千歳入り。
これから「水の底に映った月」キャンペーン、甥っ子とのコラボ、狸小路ジンタッタジンタッタコンサート、旭川、登別ライブと一生懸命な5月の最後を過ごします。
季節は一斉に花たちが咲いて喜んでいると言うところだ。
でも夜や木陰に入ると涼しいので油断は禁物。
お越しくださるみなさま、どうぞ北海道の春を楽しみ存分に感じてください。準備を整えてお待ちもうしております。
みなさまようこそ
2016年05月16日 | カテゴリー: 山木康世
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先ずはやってみよう!
甲斐国養老酒造酒蔵櫂
2016年05月16日 | カテゴリー: 山木康世
良い酒蔵だったなぁ。周りの風景、建物の風情、おもてなしのみなさん、江戸と平成の共存。
歌うには、ただマイクがあって、会場があり、お客さんがいるだけではできない。
それも2時間をギター1本で歌いきるにはそれなりの集中力と夢中さ、もちろん体力は絶対に必要である。
自分に酔いしれるほどの歌唱力も無いし、ギターテクニックも無い。
しかしそこで自分と向き合える大切な静かで貴重な時間が連なっている。
言葉の一つ一つの意味合いや、作ったときの思い出などがまるで発酵熟成した酒のような趣で樽の中からわき出てくる。
こんな味わいをできる幸福感はその場でしか体験できない。ギターやマイクはその水先案内人に過ぎない。
人間の存在は心という目に見えない精神の塊。肉体はそれを保護、保存する樽に過ぎない。
甲斐国養老酒造酒蔵櫂に於ける皆様、誠にありがとうございました。
今週末は甥っ子とのバトル、そして次週は狸小路でジンタッタジンタッタ。新緑の旭川、登別も控えている。ガンバロー!
徐福発表の夜
2016年05月15日 | カテゴリー: 山木康世
本番前地元の新聞女性記者の取材を受けた。熱く徐福のことを語った。
この町での人との出逢いがなければ徐福の存在は僕の中になかっただろう。
もちろん歌もなかったし、各地での徐福関連の出逢い、発見もなかっただろう。
人生何が誰が自分を前に推し進めてくれるか分からない。
アンコールでCD盤「水の底に映った月」を披露した。
D先生も「富士吉田市徐福会のテーマにします。10月にはどうぞよろしくお願いします」とお礼を言われた。
3年かかってゼロだったものがこうして時間と人の協力を得て形となる。
女性記者は最後まで熱く聞いてくれて、明日にでも記事になるだろう。
その際には、常連さんとは違う初めて聞いた人の感想を読むことができる。それだけでも昨夜のライブは大成功だった。
Iマスター、そのほかライブに尽力してくれた皆さんにお礼を申し上げます。
10月22日、23日と徐福大会が富士吉田市で開催される。それまでにどのようにこの歌が成長しているか楽しみである。
その際には徐福ツアーを計画して全国から富士吉田市を訪問してもらおう。
カーアーク与野駅前優良駐車場
2016年05月14日 | カテゴリー: 山木康世
先日与野へ会場下見に行った。ナビの通り走らせると、アーラ不思議、到着時間までピッタリ合っている。初めてナビを入れたころの驚きの声である。なぜそんな芸当ができるのかと言えば仕組みはこうだ。内部のコンピュータが刻一刻変わる到着までの距離と走行スピードを計算しているのである。小学生でも分かる計算である。
そして会場前の駐車場に車を入れた。会場はこぎれいな女性好みのしつらえである。そこで6月佐々木幸男とジョイントライブを行うための下見なのである。女将さんと軽い契約を済ませて駐車場を出たのは日が少し落ちて暗くなっていて5時を回っていた。東京まで距離はそれほどないのであるが、時間帯によって渋滞という魔物が潜んでいる逢う魔が時なので東京の移動は近いとも遠いとも言える。
そして夜、領収書を整理していて頭をひねった。「カーアーク与野駅前優良駐車場」。駐車場に優良不良の違いを見たのは初めてである。もしかしたら有料の間違いではないだろうか。6月24日は社員元いシャインでのライブ、楽しみであるがまたあの駐車場に入れるのだろう。誰か本当のところを教えてほしい。
これから中央道を110キロあまり、富士吉田市フォーク酒場「ジュゲム」へ向かう。土曜の行楽日和、果たして混雑のほどは?
隠れたカレー屋の隠された味
2016年05月13日 | カテゴリー: 山木康世
普通カレーが食べたくなったとき、カレー専門店に入るだろうが、決して美味い!と舌鼓を打って小躍りする店はなかった。
ちなみに羽田空港に降り立ったとき、少し前まではカレーの臭いが充満していた。何度か吸い寄せられるように立ち寄ったことがあるが、美味い!はなかった。
南新宿階段降りて一軒のそば屋がある。ここのカレーは美味い!また来ようと思わせる最近のヒットだ。昔からそば屋のカレーは美味い!と聞いてきたが、初めてヒットした。
味の美味い不味いは人によって差がある。幼いころから家庭でなじんできた味がその人にとっての美味い度になるのではと思っている。高校生のころ母親がよく作ってくれた弁当の味は今でも口中に広がる。ナスの漬け物と卵焼きと鯨の竜田揚げのそろい踏みは千秋楽の横綱、大関、関脇の千両役者に匹敵する。忘れてならないのは喉を潤す瓶の牛乳が最後にダメ押しをする。
隠れたカレー屋の味の秘密は、どうやら大学時代学食でよく食べたチープカレーにたどり着くのかもしれない。
「カレー!」「ハイよ」白衣眼鏡のおばさんの顔も思い出す。
徐福伝説の始まり
2016年05月12日 | カテゴリー: 山木康世
全国各地30カ所に弥生時代徐福が立ち寄ったという箇所がある。
みどりの日に伺った青森から走って津軽半島三厩の先に徐福伝説記念公園がある。ここに道の駅のような土産物屋があった。中に入ると地元の海産物、野菜に混じって徐福の案内があった。店の天井近くの壁一面に全国の徐福の写真十数枚が飾られている。本州最北端である徐福伝説の地。富士吉田市、佐賀市のものもあった。
そしてなんと北海道は旭川と富良野のと或る神社に徐福のことを記した文書があるという写真を発見。北海道にまで徐福のことは知る人ぞ知る人物なんだと少々驚きの発見だった。
明後日は「水の底に映った月」を作るきっかけとなった富士吉田市へ伺う。ジュゲムのマスターI氏は徐福研究員である。彼が2014年であろうか、ライブの翌日富士吉田市を案内してくれた。僕は初めてそこで徐福の存在を知ったのである。そして徐福会会長のD先生にもお会いした。
あれからこの歌を通じて全国各地で仕入れた徐福関連の知識やニュースを明後日I氏、D先生へ報告できる喜びで心は真に平和である。
もちろんライブでは格別扱いで披露してみたいものである。